ボートレース三国競艇場攻略！特徴や傾向まとめ

ボートレース三国競艇場

追記情報

三国 関連データ

【2023年】ボートレース三国競艇場：出目・人気順データ 【2022年】ボートレース三国競艇場：出目・人気順データ 【2021年】ボートレース三国競艇場：出目・人気順データ 2020年ボートレース三国競艇場：出目・人気順データ 2019年ボートレース三国競艇場：出目別回収率データ 2018年ボートレース三国競艇場：出目別回収率データ 2017年ボートレース三国競艇場：出目別回収率データ 2016年ボートレース三国競艇場：出目別回収率データ

コース別成績・決まり手

三国競艇場の特徴・傾向

北陸地方唯一の競艇場

北陸地方唯一の競艇場であり、冬場は雪景色となる三国。

三国水面図

三国競艇場水面図

ボートレース三国オフィシャルサイトより引用

三国競艇場の最大の特徴と言えるのが「コース幅」
スタートライン上のコース幅は62mと、トップクラスの広さです。

これによりアウトの選手は１マークまでが遠くなり、攻め切るのが難しくなっています。
ダッシュ４〜６コースの１着率は平均以下で、まくり決着率は全国でも下位。

また、１マークはスタンド側に大きく振ってあるレイアウト。
これによりイン１着率は平均をやや下回る数値となっています。
※ただし、西の競艇場ほどインを優遇する番組を組まないので記念レースでは平均程度で推移。

コース幅・１マークの振りから例年２・３コースの１着率が高いのが三国の特徴です。

決まり手では「差し」が多いのが三国の特徴。

後述する「追い風」が多いことや、
１マークバック側が広いので旋回半径が大きくなること、
コース幅の広さから「まくり」が届きにくく、内側が伸び返して抵抗するなどで「差し」展開が多くなっています。

２マーク側では本番ピットからの距離が150mと長く、進入が変わる確率は比較的高め。
選手の前付け傾向や、展示・ピット離れをしっかりチェックしておきたいですね。

水質＆展示データ

水質は淡水で硬く、流れや水位の変化が無いプール型水面です。
選手インタビューでは「硬くて乗りにくい」との声も。

また、三国ではオリジナル展示データが公開されています。

三国オリジナル展示データ

ボートレース三国オフィシャルサイトより引用

硬い水質で「差し」が多い水面なので出足系統が重要。
出足が悪いと右に流れて引き波にハマったり、差しても失速しやすくなります。
周回展示ではターン後の押し感や初動の舟の向きがポイントです。

オリジナル展示データについてはこちらの記事で解説しています。

【出足・行き足・伸び】足の種類・オリジナル展示タイムを解説

三国の公式アプリでは、展示タイム公開後のプッシュ通知に対応しています。

ボートレース三国 予想配信アプリ

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三国 風データ

1マーク側の防風壁

年間を通して「追い風」が多く、この条件も「差し水面」「スロー有利、ダッシュ不利」に働いています。

安定板の影響

風速６m辺りから安定板装着となるレースが増加。

 

データ上は「同程度の風速なら安定板が付いた方がイン有利・まくりは減少」の傾向があります。

 

 

安定板については、こちらの記事で解説しています。

【競艇データ分析】安定板の影響を解説【ボートレース】

風向き・風速別のコース成績データ

集計期間の平均以上を赤、平均未満を青で表しています。

無風

向かい風

追い風

横風

コース分析

三国と他のレース場との比較順位です。

( 集計期間：2023年1月～2023年12月31日 )

１コース

１着率は平均をやや下回る数値。
記念レースでは平均程度です。

「差し」が多いことや、
広い水面のため捲られても残しやすく１コースの２着率は高めです。

イン逃げ時の２着割合

１コース「抜き・恵まれ」は除外し、「逃げ」のみの２着割合と順位です。

コース幅が広いことから「１ー５６」割合は下位。
「１ー２」は追い風で上昇傾向です。

１枠１コース進入時の占有率・回収率データ

データは3年間で集計。
回収率75％以上を赤、占有率は平均以上を赤、平均未満を青で表しています。

インの信頼度が高いのは「風速２m以内」
この条件で絞れば回収率も上昇しています。

イン逃げが固いレースを狙うなら準優・優勝戦や企画番組もオススメです。

２コース

成績は上位で、三国での狙い目となるコース。
準優・優勝戦や記念レースでも上位で推移しています。

2023年は１着率がやや低下しています。

決まり手は「差し」率が上位。

「２ー１ー全」率は例年トップクラス。
イン逃げ時の「１－２」率も平均以上です。

三国の２コース１着時は「２ー３」確率が全国上位です。

３コース

ダッシュが利きにくい水面なので、カド受け３コースは他場よりも有利となりやすく１着率は上位。
記念レースでは平均程度で推移しています。

強風時は更に１着率が上昇傾向です。

決まり手は「まくり」が多く、「差し」比率がトップクラス。

追い風が強まってインが慎重に回ると「まくり」が増加。
向かい風が強まると「まくり差し」が増加しています。

４コース

広い水面特性を反映して１着率は平均以下で推移。
記念レースでは平均以上で推移しています。

２・３着率は比較的高く、「１ー４」割合も平均以上です。

水面の広さや向かい風が少ないことから「まくり」が例年ワーストクラス。
「差し・まくり差し」率は上位。

カドから伸びても捲り切れずに「まくり差し」に切り替えるパターンも多くなっています。
予想が難しい部分ですが、「４ー５」率など２着傾向が変わってくるので注意。

三国の４コース１着時は「４ー２」確率が全国上位です。

５コース

１着率は平均を下回る数値。
記念レースでは下位です。

内側のコースの差し技比率が高いため、
５コースに展開が向きづらく２・３着率も低めです。

決まり手は「差し・まくり差し」比率が高め。

内側のまくり率が高くなる向かい風が狙い目です。

三国５コース１着時は「１・２コースが２着になる確率」が全国上位です。

６コース

６コース成績も平均以下で推移。
記念でも同様です。

イン逃げ時の６絡みも下位となっています。

三国は比較的進入が変わりやすいので、アウト選手の前付け傾向や展示を確認しておきたいですね。

三国の企画番組分析

三国の企画番組は「１・２・３・４R」
軸を決めやすく、当てやすい番組編成となっています。

準優・優勝戦 分析

準優・優勝戦ではイン１着率が上昇。

２コース１着率も三国らしく上位です。

準優勝戦

約850Rで集計。

「１〜６番人気決着」で約50%を占めています。

「１ー２ー全」が高く(33.5%決着)、回収率も75%以上。
「１ー５６ー２３４」も高回収率で推移しています。

( 集計期間：2016年～2023年 三国準優勝戦　単位：％ )

優勝戦

「１〜６番人気決着」で約41%を占めています。

１着条件となるため、準優よりイン１着率が低下。
３〜５コースが上昇しています。

イン逃げ時の「１ー２ー全」割合も低下し、回収率も75%以下。
外の艇の攻めに叩かれたり、反応して早めに差してしまって届かないパターンなど。
また、インの足が仕上がっていて１マークを溜めて回られると、２コースは差し構える時間が長くなり不利になります。

代わって特に増加しているのが「１ー４」
高回収率で推移しています。

( 集計期間：2016年～2023年 三国優勝戦　単位：％ )