ボートレース児島競艇場攻略！特徴や傾向まとめ

ボートレース児島競艇場

追記情報

児島 関連データ

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コース別成績・決まり手

児島競艇場の特徴・傾向

ボートレース児島競艇場

瀬戸内海に面したボートレース児島。
インは平均をやや下回り、比較的ダッシュコースが強い水面です。
潮・風の影響が大きく、気象条件を加味した予想が必要になります。

児島水面図

スタートラインがあるホーム側の幅は平均的。
１マークのバック側は広い水面レイアウトです。

児島水面図

ボートレース児島水面特性より引用

イン１着率は平均をやや下回って推移。

ただし、児島は「潮・風」でイン１着率は45~60%と大きく変動。
水面が穏やかならインの強さは全国平均を上回っています。

バック側の広さから旋回半径が大きくなり、「差し・まくり差し率」が高いのが児島の特徴。
満潮時はイン１着率が低下したり、追い風では「差し」が増加するなど、気象条件の影響が大きい水面です。

( 集計期間：2023年1月～2023年12月31日 )

また、ピットから２マークまでの距離が101mと短いので枠なり進入率が高くなっています。

潮位データ

気象庁で公開されている潮位から影響を分析。
満潮時は「うねり」が出て荒れることもあります。

潮の情報は児島公式サイトの「潮汐表」から確認できます。

ボートレース児島 潮汐表

潮位と１着率の関係

ボートレース公式サイトには「海水プールは干潮ならまくり。満潮ならイン有利！」と記載されています。

潮が引くと水面が安定して、スピードに乗ったターンがしやすくなる。

逆に潮が満ちてくると水面は高く不安定になり、スロットルレバーを握って回るのが難しくなるので、スピードを落として回ることの多いインや差しの方が相対的に有利となる。

ボートレース公式サイトより引用

しかし、実際のデータでは水面が高い方がイン１着率は低下。
近年はインからも握って回るため、水面が高く不安定だとターンがバタついたり、慎重に回り過ぎて外に攻められるケースも増加しています。

カド４コースは干潮の方が強いですが、その他のコースは満潮に向かうほど１着率が上昇傾向。

決まり手では満潮時に「２まくり」が増加。
４カドは干潮時に増加しています。
基本的には満潮時は乗りにくくなるので、ツケマイよりは絞っていくまくりの方が多くなります。

機力はもちろんですが、選手の「乗り心地・操縦性」がポイント。
データに表しにくい部分ですが、潮・風の影響が大きい児島では重視するのがオススメです。
選手コメントは公式サイトで確認できます。

風データ

瀬戸内海に面した湾内に位置しているため、無風は約2%とほとんど計測されていません。
風速3m以内の緩やかな風が多く、向かい風が多い水面です。

風向き・風速別のコース成績データ

集計期間の平均以上を赤、平均未満を青で表しています。

向かい風

追い風

コース分析

( 集計期間：2023年1月～2023年12月31日 )

コース別成績・決まり手分析

１コース

イン１着率は平均をやや下回る程度。

児島のインは気象条件の影響が大きく、
「風速２ｍ以内・干潮時」では全国平均以上の１着率です。

イン逃げ時の２着割合

１コース「抜き・恵まれ」は除外し、「逃げ」のみの２着割合と順位です。

例年２着率・差し率が高い４コース「１ー４」割合が上位。
スタート同体なら基本は差しになるので出足がポイントです。

「１ー３」割合はワーストクラスですが、向かい風で上昇傾向です。
基本は握るコースなので、満潮時はやや低下しています。

また、「１ー６」も例年高く、準優・優勝戦や記念レースで高回収率で推移しています。

１枠１コース進入時の占有率・回収率データ

データは3年間で集計。
回収率75％以上を赤、占有率は平均以上を赤、平均未満を青で表しています。

「風速２m以内」や「干潮時」では占有率・回収率が上昇。
特に「１ー２３４」の内側コースが上昇傾向です。
外枠は強風時の方が絡みやすくなっています。

２コース

１着率は平均を下回ることが多いコース。
記念レースでも同様に推移しています。

「潮が高い時・追い風」で成績が上昇傾向です。

決まり手は「差し」率が上位。

狙い目は「追い風」

イン逃げ時の「１ー２」割合も上昇し、
２差し時は60％以上「２－１」決着。
出足系統の裏付けがあれば積極的に狙える条件です。

３コース

１着率は平均を下回ることが多いコース。
記念でも同様です。

高潮位＋４m以上の風が狙い目。

決まり手は「まくり差し」率が高め。
ただし、追い風時は舟が向きが悪くなることや内側が流れてくるケースもあり、決定率が低下しています。

４コース

１着率は平均を上回ることが多いコース。
記念でも７位で推移しています。

例年２着率が高く、イン逃げ時の「１ー４」割合もトップクラスです。

決まり手は「まくり」が多く、
比率では「差し・まくり差し」が高くなっています。

追い風が強まると更に「差し・まくり差し」が決まりやすく、
４アタマの回収率が上昇傾向です。

差し・まくり差しのどちらでも「４－１」になる確率は約40％程度。

「４－２」は差しの方が確率が高く、３がまくりに行って１が抵抗するパターンなど。
「４－５」はまくり差しが高く、３まくり起点か、自力である程度絞ってからまくり差しに切り替えると５が付いてくるパターンもあります。

５コース

１着率は平均を上回ることが多いコース。
記念レースでも好成績で推移しています。

センターが攻めやすくなる「向かい風」や「高潮位＋強風」で１着率が上昇傾向です。

決まり手は「まくり差し」率が高め。
５コースは展開次第ですが、強い向かい風で増加しています。

６コース

成績は上位。
「１ー６」割合も平均以上。
記念でも３着率が上位です。

基本は最内差しを狙うことになるので、引き波を何本も超える機力や乗り心地がポイント。
ある程度スタートから伸びていかないと展開を突きにくいので、伸び型に調整する選手もいます。

また、「１－６－全」のように３着を流すなら、２連単の方がお得なことも。
比較するのがオススメです。

【競艇】三連単以外もあり！舟券の種類を徹底解説

児島の企画番組

児島の企画番組は「１・４・５・６・９R」に組まれています。

※５R「日替わり艇食」・９R「これしか９じゃ」
A級選手配置がランダムでレース傾向がないため、データは省略しています。

準優・優勝戦 分析

準優・優勝戦ではイン１着率が上昇。
風速２m以内では更に信頼度が高くなっています。

準優勝戦

約800Rで集計。
「オッズ１〜６番人気決着」で約51%を占めています。

イン１着率は全国準優平均程度ですが、児島ではインから狙いやすい条件です。
イン逃げ時は「１ー２」割合が高く、回収率では５・６絡みが高くなっています。

( 集計期間：2016年～2023年 児島準優勝戦　単位：％ )

優勝戦

「オッズ１〜６番人気決着」は約41%。

準優と比較すると１・２コースの１着率が低下。
３〜６コースの１着率が上昇し「まくり」も増加しています。

これに伴いイン逃げ時「１ー３４５６」割合も高く、
「１ー６＝全」が高回収率で推移しています。

( 集計期間：2016年～2023年 児島優勝戦　単位：％ )