【競艇】ボートレースのG1・プレミアムG1情報まとめ

【競艇】ボートレースのG1・プレミアムG1とは

プレミアムG1・G1まとめ

ボートレースのグレードは5つ。

ボートレースのグレード制
グレード レース数 概要
SG 9 グレード制の頂点
全選手の目標となる最高峰のレース
(PG1)
GⅠ
約38 SGに準ずる規模のレースはプレミアムG1と称される
G1は主に競艇場の周年記念や地区別レース
GⅡ 約10 A2級選手も参戦する準記念レース
GⅢ 約55 プレミアムG1レースへの出走権を得るリーグ戦
協賛企業レース
一般戦 約870 地元戦や企画レース、男女混合戦などバリエーションが豊富

 

この記事ではPG1・G1の概要や売上・優勝者・賞金額などをまとめています。

 

【競艇】ボートレースSGとは 【競艇】ボートレースのSGレース情報まとめ

プレミアムG1

BBCトーナメント

競艇(ボートレース)-バトルトーナメント

ボートレース公式サイトより引用

  • トーナメント方式で4日間開催
  • 2019年に新設
  • 優勝賞金1,200万円

トーナメント方式で勝ち上がっていく一発勝負の4日間短期決戦。

「1回戦→準々決勝→準決勝→決勝戦」と進み、勝ち上がる条件は3着以内。
三連単から外れたら下位戦の「BBCシリーズ」に回るシステムです。

そして、決勝戦の艇番は節間成績関係なく「あみだくじ」による抽選となっています。

 

選考基準・条件
  • 前年優勝者
  • SG・PG1優勝者
  • ボートレース甲子園など一部G2優勝者
  • SG・PG1の上位15名から勝率上位者
【BBCトーナメント】歴代優勝者
選手 決まり手
2024 大村 関 浩哉 逃げ
2023 びわこ 松井 繁 逃げ
2021 鳴門 丸野 一樹 3まくり差し
2020 若松 寺田 祥 逃げ
2019 平和島 田村 隆信 逃げ
BBCトーナメントの売上・イン勝率
売上 イン勝率 万舟率
2024 大村 約105億8千万
(¥10,575,001,900)
79.2 12.5
2023 びわこ 約67億2千万
(¥6,723,862,600)
72.9 8.3
2021 鳴門 約66億8千万
(¥6,675,326,600)
56.3 18.8
2020 若松 約87億2千万
(¥8,723,767,300)
66.7 16.7
2019 平和島 約52億2千万
(¥5,221,902,500)
64.6 20.8

 

マスターズチャンピオン

競艇(ボートレース)-マスターズチャンピオン

ボートレース公式サイトより引用

  • 45歳以上のベテランレーサーが集うレース
  • 旧名称は「名人戦」
  • 4月に開催
  • 優勝賞金は1,200万円

50歳→48歳(2003年)→45歳(2018年)と下限年齢が引き下げられ、以前は5点台後半だった選考勝率のボーダーも6.5付近まで上昇。
(※勝率ボーダーはG3のマスターズリーグ優勝などの優先出場者を除く)

 

近年は記念級レーサーが続々と出場しています。

そして、外枠なら確実に動いてくる選手も多く、進入争いの駆け引きを楽しめるのもマスターズチャンピオンの魅力です。

 

選考基準・条件
  • 満45歳以上の勝率上位選手
  • 前年のマスターズチャンピオン優勝者
  • マスターズリーグ(G3)優勝者
  • 開催場の希望出場選手
【マスターズチャンピオン】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 若松 井口 佳典 逃げ
2022 三国 上平 真二 2差し
2021 下関 原田 幸哉 3まくり差し
2020 村田 修次 逃げ
2019 宮島 今垣 光太郎 逃げ
2018 福岡 渡邉 英児 2差し
2017 今村 豊 逃げ
2016 びわこ 田頭 実 2まくり
2015 児島 今村 豊 逃げ
2014 唐津 金子 良昭 逃げ
2013 びわこ 江口 晃生 逃げ
2012 下関 井川 正人 2まくり
2011 常滑 今村 豊 逃げ
2010 徳山 西島 義則 2差し
2009 鳴門 山崎 毅 逃げ
2008 宮島 田中 伸二 逃げ
2007 大村 大嶋 一也 逃げ
2006 尼崎 万谷 章 4まくり
2005 戸田 水野 要 2抜き
2004 住之江 大森 健二 2まくり
2003 尼崎 新井 敏司 2抜き
2002 住之江 高山 秀則 2差し
2001 住之江 野中 和夫 逃げ
2000 住之江 高山 秀則 2差し

 

【マスターズチャンピオン】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 若松 約100億3千万
(¥10,025,791,300)
43.1 38.9
2022 三国 約81億8千万
(¥8,181,563,000)
55.6 26.4
2021 下関 約104億
(¥1,039,779,100)
58.3 20.8
2020 約54億
(¥5,398,535,700)
69.0 12.5
2019 宮島 約61億8千万
(¥6,181,917,300)
52.8 23.6
2018 福岡 約54億9千万
(¥5,488,288,700)
38.9 19.4
2017 約50億1千万
(¥5,012,808,300)
55.6 22.2
2016 びわこ 約50億8千万
(¥5,079,155,700)
47.2 27.8
2015 児島 約56億5千万
(¥5,645,782,800)
56.9 18.1
2014 唐津 約54億5千万
(¥5,445,809,500)
34.7 27.8

 

 

【マスターズ】準優・ドリーム戦優勝戦の賞金
着順 賞金
1着 36万円
2着 27万円
3着 22万円
4着 18万円
5着 15.5万円
6着 13万円
【マスターズチャンピオン】優勝戦の賞金
着順 賞金
1着 360万円
2着 490万円
3着 350万円
4着 240万円
5着 200万円
6着 170万円

 

 

スピードクイーンメモリアル競走

競艇女子スピードクイーン

ボートレース公式サイトより引用

  • 2025年2月に浜名湖で初開催
  • レースタイム上位者が優先出場

前例にない「レースタイム」が選出基準となる女子対象のプレミアムG1。
2025年2月19日から浜名湖で初開催されます。

全24場で最速タイムを出した選手に優先出場権が与えられ、
残りの枠は各場からの推薦選手が選出されます。

選考基準・条件
  • 各競艇場のレースタイム1位の選手
    ※期間は1年間で1着時のみ
  • 各競艇場に所在する支部の推薦選手
  • 開催する施行者の希望選手

特設サイトで「レースタイムランキング」が公開されています。

スピードクイーンメモリアル 特設サイト

 

 

レディースチャンピオン

競艇(ボートレース)-レディースチャンピオン

ボートレース公式サイトより引用

  • 女子の勝率上位者が集うレース
  • 8月上旬に開催
  • 優勝賞金は1,200万円

女子2大レースの一つ。
レディースチャンピオンは「夏の女王」、クイーンズクライマックスは「冬の女王」と称されることもあります。

女子戦の特徴は下記の記事にまとめています。

競艇・ボートレース女子戦特徴傾向 【競艇】ボートレース 女子戦攻略!出目データ・特徴傾向まとめ

 

選考基準・条件
  • 前年のレディースチャンピオン優勝者
  • レディースオールスター優勝者
  • オールレディース(G3)優勝者
  • 女子の勝率上位選手
【レディースチャンピオン】歴代優勝者
選手 決まり手
2022 丸亀 香川 素子 恵まれ
2021 浜名湖 遠藤 エミ 逃げ
2020 多摩川 平山 智加 2まくり
2019 蒲郡 大山 千広 逃げ
2018 桐生 山川 美由紀 逃げ
2017 芦屋 小野 生奈 逃げ
2016 海野 ゆかり 逃げ
2015 丸亀 滝川 真由子 抜き
2014 三国 水口 由紀 逃げ
2013 鳴門 金田 幸子 4まくり
2012 若松 山川 美由紀 4まくり
2012 多摩川 田口 節子 逃げ
2011 三国 田口 節子 3まくり差し
2010 下関 寺田 千恵 逃げ
2009 尼崎 新田 芳美 4まくり差し
2008 横西 奏恵 逃げ
2007 徳山 寺田 千恵 4抜き
2006 浜名湖 横西 奏恵 逃げ
2005 大村 日高 逸子 4まくり
2004 多摩川 海野 ゆかり 逃げ
2003 芦屋 西村 めぐみ 2まくり
2002 徳山 岩崎 芳美 逃げ
2001 多摩川 山川 美由紀 4まくり

 

【レディースチャンピオン】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 約101億4千万
(¥10,144,269,800)
45.8 15.3
2022 丸亀 約124億4千万
(¥12,437,783,600)
54.2 16.7
2021 浜名湖 約103億2千万
(¥10,316,270,400)
51.4 16.7
2020 多摩川 約115億1千万
(¥11,512,250,700)
48.6 15.3
2019 蒲郡 約95億8千万
(¥9,576,767,700)
63.9 23.6
2018 桐生 約77億5千万
(¥7,752,479,500)
58.3 22.2
2017 芦屋 約72億3千万
(¥7,225,957,600)
45.8 30.6
2016 約58億1千万
(¥5,812,322,400)
58.3 16.7
2015 丸亀 約71億9千万
(¥7,188,403,100)
43.1 31.9
2014 三国 約55億3千万
(¥5,528,966,900)
36.1 29.2
2013 鳴門 約63億8千万
(¥6,375,838,200)
30.6 29.2
2012 多摩川 約81億
(¥8,098,733,800)
38.9 25.0
2012 若松 約70億6千万
(¥7,063,380,700)
40.3 26.4
2011 三国 約77億4千万
(¥7,742,469,000)
33.3 27.8
2010 下関 約83億7千万
(¥8,366,745,400)
36.1 23.6

 

 

 

ヤングダービー

競艇(ボートレース)-ヤングダービー

ボートレース公式サイトより引用

  • 30歳未満の最強レーサーを決めるレース
  • 若手の登竜門となるレースで、選手間の実力差が大きいのが特徴
  • 9月に開催
  • 優勝賞金は1,200万円

前身は「新鋭王座決定戦(デビュー6年未満が対象)」
勝率ボーダーが5点を下回る状況になったため、30歳未満に条件が緩和されました。

 

ルーキー・ヤング戦についてはこちらの記事にまとめています。

【競艇】ルーキー戦攻略・新人選手狙いのポイント 【競艇】ルーキー戦攻略!特徴・傾向まとめ【新人選手のポイント】
選考基準・条件
  • 満30歳未満の勝率上位選手
  • 前年のヤングダービー優勝者
  • イースタンヤング・ウエスタンヤング(G3)優勝者
【ヤングダービー】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 下関 上條 暢嵩 2まくり
2022 多摩川 近江 翔吾 逃げ
2021 徳山 羽野 直也 逃げ
2020 びわこ 磯部 誠 2差し
2019 三国 永井 彪也 逃げ
2018 浜名湖 関 浩哉 逃げ
2017 蒲郡 中田 竜太 逃げ
2016 常滑 松田 大志郎 逃げ
2015 尼崎 松田 祐季 逃げ
2014 戸田 桐生 順平 恵まれ

 

【ヤングダービー】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 下関 約83億6千万
(¥8,362,263,200)
77.8 12.5
2022 多摩川 約76億2千万
(¥7,620,792,400)
69.4 11.1
2021 徳山 約75億3千万
(¥7,529,260,400)
59.7 13.9
2020 びわこ 約77億4千万
(¥7,741,573,700)
56.9 18.1
2019 三国 約53億1千万
(¥5,305,019,800)
61.1 26.4
2018 浜名湖 約51億3千万
(¥5,127,947,400)
54.2 22.2
2017 蒲郡 約62億7千万
(¥6,273,808,400)
56.9 22.2
2016 常滑 約48億6千万
(¥4,861,786,000)
56.9 20.8
2015 尼崎 約55億6千万
(¥5,561,651,300)
62.5 20.8
2014 戸田 約57億2千万
(¥5,715,949,000)
38.9 36.1

 

 

クイーンズクライマックス

競艇(ボートレース)-クイーンズクライマックス

ボートレース公式サイトより引用

  • 女子の賞金ランキング上位が集うレース
  • 最終日が大晦日になる日程で開催
  • シリーズと同時開催
  • 優勝賞金は1,600万円

創設時の名称は「賞金女王決定戦」

女子選手のグランプリで、出場資格は獲得賞金上位12名。
獲得賞金13位~54位の42名が競うシリーズと同時開催となっています。

女子戦の特徴は下記の記事にまとめています。

競艇・ボートレース女子戦特徴傾向 【競艇】ボートレース 女子戦攻略!出目データ・特徴傾向まとめ

 

【クイーンズクライマックス】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 多摩川 浜田 亜理沙 逃げ
2022 住之江 田口 節子  2差し
2021 福岡 田口 節子 2まくり
2020 浜名湖 平高 奈菜 逃げ
2019 徳山 今井 美亜 3まくり差し
2018 平和島 松本 晶恵 逃げ
2017 大村 遠藤 エミ 逃げ
2016 平和島 松本 晶恵 逃げ
2015 福岡 川野 芽唯 恵まれ
2014 住之江 日高 逸子 逃げ
2013 芦屋 平山 智加 逃げ
2012 大村 三浦 永理 3まくり差し

 

【クイーンズクライマックス】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 多摩川 約165億9千万
(¥16,589,717,000)
47.2 19.4
2022 住之江 約194億3千万
(¥19,426,429,100)
55.6 18.1
2021 福岡 約185億4千万
(¥18,536,343,800)
55.6 22.2
2020 浜名湖 約169億7千万
(¥16,969,509,600)
51.4 19.4
2019 徳山 約133億2千万
(¥13,319,853,200)
54.2 23.6
2018 平和島 約120億4千万
(¥12,041,850,700)
33.3 33.3
2017 大村 約105億9千万
(¥10,586,884,700)
69.4 18.1
2016 平和島 約98億8千万
(¥9,882,600,900)
38.9 29.2
2015 福岡 約91億9千万
(¥9,195,114,900)
52.8 11.1
2014 住之江 約106億4千万
(¥10,644,700,400)
56.3 19.4
2013 芦屋 約79億5千万
(¥7,950,777,100)
40.3 31.9
2012 大村 約90億6千万
(¥9,065,088,200)
50.0 25.0

 

 

 

G1

周年記念

ボートレース(競艇)-周年記念レース

ボートレース公式サイトより引用

全24箇所の競艇場の開設記念で開催されるG1レース。

4月から翌年3月末までの「年度」で区切られているため、年間で2度開催されるケースも。

選考基準は主催者推薦の原則A1級選手ですが、地元支部の注目ルーキー選手が入ることもあります。

 

周年記念 一覧
名称
桐生 赤城雷神杯
戸田 戸田プリムローズ
江戸川 江戸川大賞
平和島 トーキョーベイカップ
多摩川 ウェイキーカップ
浜名湖 浜名湖賞
蒲郡 オールジャパン竹島特別
常滑 トコタンキング決定戦
ツッキー王座決定戦
三国 北陸艇王決戦
びわこ びわこ大賞
住之江 太閤賞
尼崎 尼崎センプルカップ
鳴門 大渦大賞
丸亀 京極賞
児島 児島キングカップ
宮島 宮島チャンピオンカップ
徳山 徳山クラウン争奪戦
下関 競帝王決定戦
若松 全日本覇者決定戦
芦屋 全日本王座決定戦
福岡 福岡チャンピオンカップ
唐津 全日本王者決定戦
大村 海の王者決定戦

 

 

 

地区別選手権

ボートレース(競艇)-地区別選手権

ボートレース公式サイトより引用

  • 当該地区の支部に所属している選手が競う
  • 開催時期は2月

優勝者には3月に開催されるクラシック(SG)への出場権が与えられる地区別競争。
関東・東海・近畿・四国・中国・九州の6地区の競艇場が持ち回りで開催されます。

G1の中では比較的メンバーの実力差があり、G1初出場や初優勝も多いレースです。

 

ダイヤモンドカップ

ボートレース(競艇)-ダイヤモンドカップ

ボートレース公式サイトより引用

  • 競艇場施設の改善リニューアルを記念して行われるレース
    主に地元地区のA1級選手が斡旋

年に2~3回開催されることが多く、開催時期などは不定期です。

 

高松宮記念

ボートレース(競艇)-高松宮記念

ボートレース公式サイトより引用

 

  • 主催者推薦の原則A1級選手が集う
  • 9月下旬に住之江で開催

住之江に来場された高松宮宣仁親王から下賜(かし)された優勝杯をもとに設立されたレース。

大阪支部のレーサーが多く出場し、活躍が目立つ大会でもあります。

【高松宮記念】歴代優勝者
選手 決まり手
2015 住之江 田中 信一郎 逃げ
2016 住之江 篠崎 元志 逃げ
2017 住之江 吉田 拡郎 恵まれ
2018 住之江 濱野谷 憲吾 逃げ
2019 住之江 石野 貴之 逃げ
2020 住之江 原田 幸哉 まくり差し
2021 住之江 太田 和美 逃げ
2022 住之江 太田 和美 逃げ
2023 住之江 峰 竜太 逃げ