【競艇】ボートレースのSGレース情報まとめ

【競艇】ボートレースSGとは

ボートレースのグレード制

ボートレースのグレードは5つに分けられています。

ボートレースのグレード制
グレード レース数 概要
SG 9 グレード制の頂点
全選手の目標となる最高峰のレース
(PG1)
GⅠ
約38 SGに準ずる規模のレースはプレミアムG1と称される
G1は主に競艇場の周年記念や地区別レース
GⅡ 約10 A2級選手も参戦する準記念レース
GⅢ 約55 プレミアムG1レースへの出走権を得るリーグ戦
協賛企業レース
一般戦 約870 地元戦や企画レース、男女混合戦などバリエーションが豊富

 

この記事ではボートレースSG(スペシャルグレード)の概要や売上・優勝者・賞金額などをまとめています。

 

【競艇】ボートレースのG1・プレミアムG1とは 【競艇】ボートレースのG1・プレミアムG1情報まとめ

SG

ボートレースクラシック

ボートレースクラシック画像

ボートレース公式サイトより引用

クラシックのポイント
  • 選考基準に「優勝」が問われるレース
  • 5大SG(グランデ5)の一つ
  • 3月に開催
  • 優勝賞金は4,000万円

一般戦で優勝回数を稼いだ選手が伏兵となることも多いクラシック。

優先出場以外の条件は、優勝回数5~6回が例年のボーダーとなっています。

選考基準・条件
  • A1~B2まで全ランクの選手が対象
  • 前年のクラシック優勝者
  • 前年のグランプリ優勝戦出場者
  • 前年のSG~G2レースの優勝者
  • 例年2月に開催されるG1「地区選手権」の優勝者
  • 一般戦の優勝回数上位者
【ボートレースクラシック】歴代優勝者
選手 決まり手
2024 戸田 毒島 誠 2差し
2023 平和島 土屋 智則 逃げ
2022 大村 遠藤 エミ 逃げ
2021 福岡 石野 貴之 逃げ
2020 平和島 吉川 元浩 逃げ
2019 戸田 吉川 元浩 逃げ
2018 浜名湖 井口 佳典 2まくり
2017 児島 桐生 順平 逃げ
2016 平和島 坪井 康晴 逃げ
2015 尼崎 桐生 順平 逃げ
2014 尼崎 松井 繁 逃げ
2013 平和島 池田 浩二 逃げ
2012 戸田 馬袋 義則 逃げ
2011 戸田 震災の為中止
2010 平和島 山口 剛 2抜き
2009 多摩川 池田 浩二 逃げ
2008 児島 松井 繁 逃げ
2007 平和島 濱野谷 憲吾 恵まれ
2006 平和島 中澤 和志 4まくり
2005 多摩川 笠原 亮 3まくり
2004 福岡 今村 豊 恵まれ
2003 戸田 西村 勝 逃げ
2002 平和島 野澤 大二 4まくり
2001 尼崎 烏野 賢太 逃げ
2000 浜名湖 矢後 剛 逃げ

 

【ボートレースクラシック】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2024 戸田 約139億7千万
(¥13,966,186,000)
45.5 24.2
2023 平和島 約131億1千万
(¥13,106,752,200)
51.3 1.4
2022 大村 約174億3千万
(¥17,433,620,300)
66.7 20.8
2021 福岡 約131億3千万
(¥13,127,501,800)
61.1 22.2
2020 平和島 約68億4千万
(¥6,844,620,700)
51.4 25.0
2019 戸田 約104億5千万
(¥10,450,987,700)
50.0 26.4
2018 浜名湖 約93億8千万
(¥9,379,907,200)
51.4 19.4
2017 児島 約85億7千万
(¥8,572,904,000)
62.5 19.4
2016 平和島 約90億
(¥8,995,173,000)
52.8 23.6
2015 尼崎 約86億1千万
(¥8,607,350,200)
62.5 15.3
2014 尼崎 約94億5千万
(¥9,454,555,900)
65.2 18.1
2013 平和島 約105億3千万
(¥1,052,979,700)
47.2 20.8
2012 戸田 約110億9千万
(¥11,090,116,600)
45.8 22.2
2011
2010 平和島 約128億2千万
(¥12,816,980,400)
41.7 37.5

 

 

【ボートレースクラシック】優勝戦の賞金
着順 賞金
1着 4,000万円
2着 1,750万円
3着 1,150万円
4着 900万円
5着 800万円
6着 750万円

 

 

ボートレースオールスター

ボートレースオールスター画像

ボートレース公式サイトより引用

オールスター
  • ファン投票によって参加選手が決まる
  • 初日12Rのドリーム戦は獲得投票上位6名
  • 5大SG(グランデ5)の一つ
  • 5月下旬に開催
  • 優勝賞金は4,000万円

人気と実力を兼ね備えた選手が集うオールスター。
初日の最終第12Rに行なわれるドリーム戦の枠番は獲得票数順となっています。

女子選手の出場が最も多いSGでもありますが、「A1級選手の男女人数比率」の規定があるため上限は8人程度。
純粋に票数だけで選出すると毎年14~15名は女子が入ることになります。

 

歴代のオールスター順位は別記事にまとめています。

歴代ボートレースオールスター投票結果まとめ 【競艇】歴代ボートレースオールスター投票結果・順位まとめ
選考基準・条件
  • 前期A1級選手が条件
  • 前年のオールスター優勝者
  • 前年のグランプリ優勝戦出場者
  • 直前のSG(クラシック)優勝者
  • 委員会推薦選手
  • ファン投票上位選手
【ボートレースオールスター】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 芦屋 石野 貴之 逃げ
2022 宮島 原田 幸哉 3まくり差し
2021 若松 峰 竜太 逃げ
2020 住之江 篠崎 仁志 逃げ
2019 福岡 吉川 元浩 逃げ
2018 尼崎 中島 孝平 逃げ
2017 福岡 石野 貴之 逃げ
2016 尼崎 平本 真之 逃げ
2015 大村 山崎 智也 逃げ
2014 福岡 菊地 孝平 2差し
2013 福岡 新田 雄史 3差し
2012 浜名湖 井口 佳典 逃げ
2011 尼崎 池田 浩二 逃げ
2010 浜名湖 岡崎 恭裕 5抜き
2009 福岡 瓜生 正義 2差し
2008 平和島 井口 佳典 5まくり差し
2007 住之江 瓜生 正義 1抜き
2006 戸田 山崎 智也 逃げ
2005 常滑 植木 通彦 逃げ
2004 尼崎 上瀧 和則 逃げ
2003 平和島 平石 和男 6まくり差し
2002 尼崎 西島 義則 3まくり差し
2001 浜名湖 松井 繁 5まくり差し
2000 蒲郡 熊谷 直樹 逃げ

 

【オールスター】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 芦屋 約137億3千万
(¥13,733,424,600)
58.3 25.0
2022 宮島 約145億9千万
(¥14,585,714,700)
59.7 15.3
2021 若松 約188億3千万
(¥18,832,716,200)
55.6 26.4
2020 住之江 約152億5千万
(¥15,245,469,800)
73.6 11.1
2019 福岡 約107億7千万
(¥10,772,289,800)
50.0 22.2
2018 尼崎 約89億
(¥8,900,627,500)
62.5 19.4
2017 福岡 約93億
(¥9,300,029,900)
51.4 20.8
2016 尼崎 約88億3千万
(¥8,834,193,200)
56.9 18.1
2015 大村 約97億8千万
(¥9,776,400,200)
61.1 13.9
2014 福岡 約93億8千万
(¥9,379,363,700)
43.0 20.8
2013 福岡 約96億5千万
(¥9,647,656,000)
50.0 29.2
2012 浜名湖 約102億2千万
(¥10,221,045,100)
47.2 22.2
2011 尼崎 約121億8千万
(¥12,178,074,100)
51.4 26.4
2010 浜名湖 約116億8千万
(¥11,679,980,100)
40.3 27.8

 

【ボートレースオールスター】優勝戦の賞金
着順 賞金
1着 4,000万円
2着 1,750万円
3着 1,150万円
4着 900万円
5着 800万円
6着 750万円

 

 

 

グランドチャンピオン

グランドチャンピオン画像

ボートレース公式サイトより引用

グランドチャンピオン
  • SGで活躍した選手が集うレース
  • 6月下旬に開催
  • 優勝賞金は3,400万円

5大SG(クラシック・オールスター・メモリアル・ダービー・グランプリ)にはカウントされていませんが、SGの成績上位者のみが出場できる「SGの中のSG」

他のSGの優勝戦に進むと、クラシック出場が一発当確となります。

また、選出順位はSGでの得点順となっているため、フライングなどの事故点も計算に含まれています。

選考基準・条件
  • A1級が条件
  • 前年のグラチャン優勝者
  • 前年のグランプリ優勝戦出場者
  • 直前のSG(オールスター)優勝者
  • 期間(4/1~3/31)中のSG優勝戦出場者
  • 期間(4/1~3/31)中のSG予選得点上位選手
【グランドチャンピオン】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 徳山 磯部 誠 逃げ
2022 唐津 池田 浩二 抜き
2021 児島 前本 泰和 逃げ
2020 宮島 徳増 秀樹 逃げ
2019 多摩川 柳沢 一 逃げ
2018 徳山 白井 英治 逃げ
2017 鳴門 石野 貴之 逃げ
2016 蒲郡 山崎 智也 4まくり
2015 宮島 山崎 智也 逃げ
2014 浜名湖 菊地 孝平 4まくり
2013 常滑 太田 和美 逃げ
2012 芦屋 太田 和美 2差し
2011 児島 瓜生 正義 2まくり
2010 大村 湯川 浩司 逃げ
2009 戸田 今垣 光太郎 4まくり
2008 芦屋 湯川 浩司 1抜き
2007 戸田 湯川 浩司 逃げ
2006 浜名湖 坪井 康晴 逃げ
2005 下関 山本 浩次 4まくり
2004 浜名湖 原田 幸哉 恵まれ
2003 丸亀 池田 浩二 逃げ
2002 宮島 今垣 光太郎 恵まれ
2001 唐津 植木 通彦 2抜き
2000 下関 西島 義則 逃げ

 

【グランドチャンピオン】売り上げ等データ
売上 イン1着率 万舟率
2023 徳山 約141億6千万
(¥14,159,213,700)
75.0 12.5
2022 唐津 約138億6千万
(¥13,860,295,600)
62.5 13.9
2021 児島 約150億7千万
(¥15,071,664,500)
70.8 25.0
2020 宮島 約146億5千万
(¥14,651,611,900)
55.6 23.6
2019 多摩川 約106億6千万
(¥10,656,240,500)
63.9 20.8
2018 徳山 約92億1千万
(¥9,205,230,500)
65.3 12.5
2017 鳴門 約92億2千万
(¥9,215,917,700)
56.9 29.2
2016 蒲郡 約113億
(¥11,300,049,700)
59.7 23.6
2015 宮島 約93億2千万
(¥9,317,680,900)
59.7 20.8
2014 浜名湖 約94億3千万
(¥9,428,204,900)
55.6 22.2
2013 常滑 約101億2千万
(¥10,122,255,700)
51.4 26.4
2012 芦屋 約102億4千万
(¥10,237,966,300)
55.6 20.8
2011 児島 約115億6千万
(¥11,555,174,500)
41.7 25.0
2010 大村 約118億2千万
(¥11,818,109,700)
61.1 27.8

 

 

 

オーシャンカップ

オーシャンカップ画像

ボートレース公式サイトより引用

オーシャンカップ
  • G1・G2で活躍した選手が集うレース
  • A1~B2まで全ランクの選手が対象
  • 7月下旬に開催
  • 優勝賞金は3,400万円

「海の日」を記念して創設されたオーシャンカップ。

G1・G2の優勝戦の成績が対象のため、SG初出場選手が多くなる傾向があります。

選考基準・条件
  • 前年のオーシャンカップ優勝者
  • 前年のグランプリ優勝戦出場者
  • 直前のSG(グラチャン)優勝者
  • 期間(5/1~4/30)中のG1・G2優勝戦得点上位選手
【オーシャンカップ】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 児島 羽野 直也 5まくり差し
2022 尼崎 椎名 豊 逃げ
2021 芦屋 濱野谷 憲吾 逃げ
2020 鳴門 峰 竜太 4差し
2019 常滑 瓜生 正義 逃げ
2018 若松 毒島 誠 2まくり
2017 丸亀 峰 竜太 逃げ
2016 鳴門 石野 貴之 3差し
2015 三国 石野 貴之 逃げ
2014 丸亀 吉田 拡郎 逃げ
2013 若松 松井 繁 1抜き
2012 尼崎 井口 佳典 逃げ
2011 蒲郡 佐々木 康幸 3まくり差し
2010 丸亀 石野 貴之 逃げ
2009 若松 菊地 孝平 逃げ
2008 蒲郡 松井 繁 逃げ
2007 桐生 魚谷 智之 逃げ
2006 若松 松井 繁 逃げ
2005 桐生 江口 晃生 3まくり
2004 若松 田村 隆信 4まくり
2003 蒲郡 辻 栄蔵 5差し
2002 若松 植木 通彦 逃げ
2001 尼崎 石田 政吾 3差し
2000 宮島 西島 義則 2抜き

 

【オーシャンカップ】売り上げ等データ
売上 イン1着率 万舟率
2023 児島 約133億3千万
(¥13,331,035,900)
51.4 25.0
2022 尼崎 約141億3千万
(¥14,133,148,100)
59.7 23.6
2021 芦屋 約151億
(¥15,097,600,900)
64.8 15.5
2020 鳴門 約152億3千万
(¥15,229,686,500)
63.9 23.6
2019 常滑 約118億9千万
(¥11,885,864,700)
62.5 20.8
2018 若松 約108億2千万
(¥10,815,384,700)
63.9 22.2
2017 丸亀 約116億9千万
(¥11,694,970,500)
65.3 19.4
2016 鳴門 約85億
(¥8,504,289,200)
55.6 30.6
2015 三国 約90億8千万
(¥9,082,831,700)
50.0 26.4
2014 丸亀 約110億2千万
(¥11,019,929,100)
63.9 15.3
2013 若松 約106億5千万
(¥10,650,493,400)
63.4 22.2
2012 尼崎 約92億5千万
(¥9,252,476,200)
56.9 30.6
2011 蒲郡 約120億7千万
(¥12,068,414,000)
48.3 23.3
2010 丸亀 約116億7千万
(¥11,669,476,900)
47.2 26.4

 

 

ボートレースメモリアル

ボートレースメモリアル画像

ボートレース公式サイトより引用

ボートレースメモリアルとは
  • 各競艇場のスター選手が集うレース
  • 5大SG(グランデ5)の一つ
  • 8月下旬に開催
  • 優勝賞金は4,000万円

全ての支部から選手が参戦し、レース場を代表して戦うボートレースメモリアル。
過去10年はすべてナイター開催です。

支部の推薦選手が選出されるため、支部の規模によって出場難易度が変わってくる条件となっています。

選考基準・条件
  • A1級が条件
  • 前年のメモリアル優勝者
  • 前年のグランプリ優勝戦出場者
  • 直前のSG(オーシャンカップ)優勝者
  • 開催場を除く23場の推薦選手(各2名)
  • 開催場の希望出場選手
【ボートレースメモリアル】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 福岡 馬場 貴也 逃げ
2022 浜名湖 片岡 雅裕 恵まれ
2021 蒲郡 原田 幸哉 逃げ
2020 下関 寺田 祥 逃げ
2019 大村 毒島 誠 逃げ
2018 丸亀 毒島 誠 逃げ
2017 若松 寺田 祥 逃げ
2016 桐生 菊地 孝平 2抜き
2015 蒲郡 篠崎 元志 2抜き
2014 若松 白井 英治 2まくり
2013 丸亀 毒島 誠 逃げ
2012 桐生 瓜生 正義 逃げ
2011 福岡 瓜生 正義 4まくり
2010 蒲郡 今村 豊 逃げ
2009 丸亀 池田 浩二 3差し
2008 若松 今垣 光太郎 3まくり差し
2007 蒲郡 魚谷 智之 2差し
2006 桐生 中村 有裕 逃げ
2005 若松 菊地 孝平 3まくり
2004 蒲郡 今垣 光太郎 5抜き
2003 唐津 田中 信一郎 逃げ
2002 蒲郡 今垣 光太郎 逃げ
2001 多摩川 市川 哲也 5まくり
2000 若松 西島 義則 5差し

 

【ボートレースメモリアル】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 福岡 約147億9千万
(¥14,790,735,000)
68.0 18.1
2022 浜名湖 約133億4千万
(¥13,343,227,400)
75.0 13.9
2021 蒲郡 約195億1千万
(¥19,511,224,000)
56.9 26.4
2020 下関 約179億6千万
(¥17,958,218,000)
70.8 19.4
2019 大村 約131億9千万
(¥13,191,830,100)
61.1 12.5
2018 丸亀 約114億4千万
(¥11,440,104,800)
56.9 16.7
2017 若松 約110億3千万
(¥11,034,399,700)
61.1 19.4
2016 桐生 約96億2千万
(¥9,615,306,600)
55.6 22.2
2015 蒲郡 約107億
(¥10,701,390,300)
52.8 19.4
2014 若松 約114億
(¥11,404,350,200)
58.3 22.2
2013 丸亀 約104億6千万
(¥10,462,191,200)
59.7 23.6
2012 桐生 約113億2千万
(¥11,322,417,500)
58.3 25.0
2011 福岡 約98億
(¥9,802,607,200)
37.5 25.0
2010 蒲郡 約124億3千万
(¥12,431,840,600)
50.0 18.1

 

【ボートレースメモリアル】優勝戦の賞金
着順 賞金
1着 4,000万円
2着 1,750万円
3着 1,150万円
4着 900万円
5着 800万円
6着 750万円

 

 

ボートレースダービー

ボートレースダービー画像

ボートレース公式サイトより引用

ダービー
  • 勝率上位選手が集うレース
  • 5大SG(グランデ5)の一つ
  • 10月下旬に開催
  • 優勝集金は4,000万円

最も歴史があるSGであり、「勝率」が基準の最高峰のレース。
近年のボーダーは「7.2」前後となっています。

今村豊さんも「ダービーこそが日本一を決める大会」と評されています。

例えば、SGの予選をみんな2着でクリアして、優勝戦だけ1着になる。
これを年間6回やれれば、年にたった6勝しかしてないのに、確実に賞金王になれますね。
記念のパーフェクト優勝を、たとえ6回やっても、かなわない。どっちが価値があると思いますか?出るメンバーはほとんど同じなんですよ。
僕が勝率に重きをおいているのは、勝率はそういう意味で全部の積み重ねだからです。
ダービーに勝つのが、真のNo.1だから。ダービーの勝者こそがトップなんです(今村)

今村豊 引退特設サイトより引用

 

選考基準・条件
  • 前年のダービー優勝者
  • 前年のグランプリ優勝戦出場者
  • 直前のSG(メモリアル)優勝者
  • 期間(8/1~7/31)中の勝率上位選手
【ボートレースダービー】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 蒲郡 峰 竜太 逃げ
2022 常滑 馬場 貴也 差し
2021 平和島 平本 真之 逃げ
2020 大村 深谷 知博 逃げ
2019 児島 毒島 誠 逃げ
2018 蒲郡 守田 俊介 逃げ
2017 平和島 深川 真二 2差し
2016 福岡 瓜生 正義 逃げ
2015 浜名湖 守田 俊介 逃げ
2014 常滑 仲口 博崇 逃げ
2013 平和島 瓜生 正義 逃げ
2012 福岡 丸岡 正典 2差し
2011 平和島 池田 浩二 逃げ
2010 桐生 瓜生 正義 4差し
2009 尼崎 松井 繁 逃げ
2008 丸亀 丸岡 正典 1抜き
2007 平和島 高橋 勲 逃げ
2006 福岡 魚谷 智之 3まくり差し
2005 太田 和美 逃げ
2004 福岡 田頭 実 逃げ
2003 戸田 山崎 智也 逃げ
2002 平和島 原田 幸哉 逃げ
2001 常滑 滝沢 芳行 3まくり

 

【ボートレースダービー】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 蒲郡 約180億9千万
(¥18,092,588,300)
54.2 23.6
2022 常滑 約118億1千万
(¥11,807,345,800)
75.0 13.9
2021 平和島 約138億8千万
(¥13,877,891,000)
54.2 18.1
2020 大村 約172億5千万
(¥17,250,211,200)
62.5 22.2
2019 児島 約106億1千万
(¥10,607,105,100)
66.7 18.1
2018 蒲郡 約118億3千万
(¥11,831,679,900)
50.0 27.8
2017 平和島 約85億7千万
(¥8,574,191,500)
59.7 23.6
2016 福岡 約84億5千万
(¥8,445,835,800)
52.8 20.8
2015 浜名湖 約81億6千万
(¥8,160,416,300)
56.3 20.8
2014 常滑 約86億7千万
(¥8,671,470,700)
52.1 25.0
2013 平和島 約90億7千万
(¥9,068,796,100)
47.2 20.8
2012 福岡 約95億9千万
(¥9,594,539,700)
45.8 31.9
2011 平和島 約107億2千万
(¥10,724,750,000)
47.2 27.8
2010 桐生 約109億6千万
(¥10,962,291,500)
48.6 30.6

 

【ボートレースダービー】優勝戦の賞金
着順 賞金
1着 4,000万円
2着 1,750万円
3着 1,150万円
4着 900万円
5着 800万円
6着 750万円

 

 

チャレンジカップ

チャレンジカップ(競艇)画像

ボートレース公式サイトより引用

チャレンジカップ
  • 獲得賞金上位選手が集い、グランプリ出場の勝負駆けとなるレース
  • 11月下旬に開催
  • レディースチャレンジカップ(G2)と同時開催
  • 優勝賞金は3,400万円

男女・級を問わず、獲得賞金上位の選手(34名)が集い、賞金争いのラスト勝負となるチャレンジカップ。

以前は優勝してもグランプリ出場ができないケースが起こり得ましたが、現在は改善されています。

【チャレンジカップ】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 三国 片岡 雅裕 逃げ
2022 なると 深谷 知博 抜き
2021 多摩川 辻 栄蔵 逃げ
2020 蒲郡 毒島 誠 逃げ
2019 桐生 石野 貴之 逃げ
2018 芦屋 馬場 貴也 逃げ
2017 下関 毒島 誠 逃げ
2016 大村 石野 貴之 逃げ
2015 芦屋 笠原 亮 逃げ
2014 下関 太田 和美 逃げ
2013 森高 一真 逃げ
2012 児島 平尾 崇典 逃げ
2011 大村 田村 隆信 逃げ
2010 唐津 今垣 光太郎 逃げ
2009 常滑 原田 幸哉 1抜き
2008 浜名湖 坪井 康晴 逃げ
2007 浜名湖 湯川 浩司 逃げ
2006 丸亀 三嶌 誠司 逃げ
2005 芦屋 上瀧 和則 逃げ
2004 児島 田村 隆信 4差し
2003 びわこ 烏野 賢太 逃げ
2002 植木 通彦 逃げ
2001 児島 西島 義則 2差し

 

【チャレンジカップ】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 三国 約130億8千万
(¥13,083,631,900)
50.0 23.6
2022 なると 約128億
(¥12,803,803,200)
56.9 22.2
2021 多摩川 約142億7千万
(¥14,268,295,200)
63.9 19.4
2020 蒲郡 約172億
(¥17,201,240,800)
63.8 22.2
2019 桐生 約117億
(¥11,704,014,700)
55.3 12.5
2018 芦屋 約100億4千万
(¥10,037,125,900)
68.1 18.1
2017 下関 約107億5千万
(¥10,748,754,300)
68.1 18.1
2016 大村 約86億1千万
(¥8,611,864,800)
59.6 18.1
2015 芦屋 約87億9千万
(¥8,792,670,800)
61.7 20.8
2014 下関 約87億3千万
(¥8,731,801,300)
50.0 22.2
2013 約79億9千万
(¥7,990,390,600)
54.2 25.0
2012 児島 約89億5千万
(¥8,953,144,700)
65.3 12.5
2011 大村 約96億2千万
(¥9,618,633,400)
72.2 13.9
2010 唐津 約104億5千万
(¥10,446,662,400)
52.8 25.0

 

 

 

グランプリシリーズ

ボートレースグランプリシリーズ画像

ボートレース公式サイトより引用

グランプリシリーズ
  • グランプリに出場できなかった獲得賞金19~60位の選手によるレース
  • グランプリと同時開催
  • 優勝賞金は1,800万円

シリーズ戦は賞金ランキング19〜60位の42選手。

モーターも2連対立19番以下の中堅〜下位機で抽選されます。
グランプリ以上にモーター差が大きく、成績に直結しやすいと言えます。

 

シリーズ戦のポイントは、トライアル1st敗退からシリーズに転戦する選手のアドバンテージが大きいこと。

モーター上位機を使用していることに加え、トライアル1stと3日目に行われる「シリーズ復活戦」は得点率が優遇されています。

準優勝戦までは高確率で乗ってくるので、得点率や勝負駆けの選手を把握がポイントです。

【グランプリシリーズ】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 住之江 深谷 知博 2まくり
2022 大村 宮地 元輝 3まくり差し
2021 住之江 新田 雄史 3まくり差し
2020 平和島 深川 真二 2差し
2019 住之江 馬場 貴也 3まくり差し
2018 住之江 平尾 崇典 逃げ
2017 住之江 新田 雄史 逃げ
2016 住之江 今垣 光太郎 逃げ
2015 住之江 長田 頼宗 逃げ
2014 平和島 平本 真之 5まくり
2013 住之江 前本 泰和 逃げ
2012 住之江 篠崎 元志 逃げ
2011 住之江 勝野 竜司 逃げ
2010 住之江 山崎 智也 4まくり
2009 住之江 井口 佳典 逃げ
2008 住之江 田中 信一郎 逃げ
2007 福岡 山崎 智也 5まくり差し
2006 住之江 赤岩 善生 1抜き
2005 住之江 池田 浩二 4まくり
2004 住之江 太田 和美 逃げ
2003 住之江 市川 哲也 4抜き
2002 住之江 太田 和美 3抜き
2001 住之江 濱野谷 憲吾 3抜き

 

 

グランプリ

ボートレースグランプリ画像

ボートレース公式サイトより引用

グランプリ
  • 賞金1億1千万円を賭けた特別なレース
  • 5大SG(グランデ5)の一つ
  • トライアル1st・トライアル2ndの2ラウンド制

グランプリのスケジュール

初日~4日目

R 番組
1~10 シリーズ予選
11 GPトライアル
12 GPトライアル

 

5日目

R 番組
1~7 シリーズ一般戦
シリーズ準優勝戦
シリーズ準優勝戦
10 シリーズ準優勝戦
11 GPトライアル
12 GPトライアル

 

最終日

R 番組
1~9 シリーズ一般戦
10 順位決定戦
11 シリーズ優勝戦
12 賞金王決定戦

 

 

グランプリはトライアル1st・トライアル2ndの2ラウンド制。

計12R、各選手は1日1Rしか走れないため超短期決戦のレースです。

 

また、モーターの抽選がランキング上位と下位に分けられていることに加え、抽選による艇番レースがあるのもグランプリ独特。
2017年のグランプリでは桐生選手が2連続で1号艇を引き、その勢いに乗って優勝しており「ヒキ」の要素が大きいレースとも言えます。

 

トライアル1st   (1・2日目)

トライアル1stは賞金ランキング7位~18位の計12名の選手。
モーターとボートも2連対率7〜18番目から抽選されます。

艇番は1回戦が賞金ランキング順、2回戦は抽選です。

 

そして、得点率上位6選手が3日目のトライアル2ndへ進出。
下位6選手がシリーズ戦に転戦します。

 

トライアルのポイント

基本的には1着を1回取れば、次のレースが6着でも無事故完走で2nd進出当確となっています。
短期決戦ゆえに得点率はしっかり確認しておきたいですね。

 

また、以前から問題になっているのが「選手責任外の失格」

他の艇の転覆や不良航法に巻き込まれて転覆した場合、失格となり得点は0点。
一発で2nd進出の可能性が消えてしまうので、6着の得点を与えるなど改善して欲しい部分です。

 

トライアル2nd  (3~5日目)

3日目のトライアル2ndから賞金ランキング1〜6位の選手がオレンジモーターを手に参戦。

2日間を調整に充てることができ、2ndの1回戦1〜3号艇はランキング順に入れるアドバンテージがあります。

 

4・5日目の2・3回戦の艇番は抽選で決まり、2nd上位の6選手が優勝戦、下位6選手が順位決定戦に進みます。

【グランプリ】歴代優勝者
選手 決まり手
2023 住之江 石野 貴之 逃げ
2022 大村 白井 英治 逃げ
2021 住之江 瓜生 正義 3まくり
2020 平和島 峰 竜太 逃げ
2019 住之江 石野 貴之 逃げ
2018 住之江 峰 竜太 逃げ
2017 住之江 桐生 順平 逃げ
2016 住之江 瓜生 正義 逃げ
2015 住之江 山崎 智也 逃げ
2014 平和島 茅原 悠紀 6差し
2013 住之江 池田 浩二 逃げ
2012 住之江 山崎 智也 4まくり差し
2011 住之江 池田 浩二 逃げ
2010 住之江 中島 孝平 2まくり
2009 住之江 松井 繁 3差し
2008 住之江 井口 佳典 逃げ
2007 福岡 吉川 元浩 逃げ
2006 住之江 松井 繁 逃げ
2005 住之江 辻 栄蔵 逃げ
2004 住之江 田中 信一郎 6抜き
2003 住之江 田中 信一郎 逃げ
2002 住之江 植木 通彦 4まくり
2001 住之江 田中 信一郎 逃げ
2000 平和島 市川 哲也 3まくり

 

【ボートレースグランプリ/シリーズ】売り上げ等データ
売上 イン勝率 万舟率
2023 住之江 約271億3千万
(¥27,125,583,300)
66.7 23.6
2022 大村 約259億7千万
(¥25,969,355,000)
73.6 15.3
2021 住之江 約240億8千万
(¥24,075,164,000)
56.9 25.0
2020 平和島 約207億3千万
(¥20,734,994,600)
55.6 18.1
2019 住之江 約204億8千万
(¥20,475,355,400)
75.0 12.5
2018 住之江 約169億6千万
(¥16,964,344,300)
73.6 18.1
2017 住之江 約153億3千万
(¥15,330,804,600)
70.8 11.1
2016 住之江 約148億3千万
(¥14,829,256,000)
66.7 19.4
2015 住之江 約149億7千万
(¥14,968,643,500)
68.1 23.6
2014 平和島 約140億4千万
(¥14,041,713,300)
47.2 20.8
2013 住之江 約149億7千万
(¥14,974,257,600)
66.7 19.4
2012 住之江 約155億2千万
(¥15,517,665,100)
69.4 16.7
2011 住之江 約162億2千万
(¥16,220,169,700)
71.7 20.0
2010 住之江 約181億
(¥18,098,474,000)

 

 

 

GRANDE5・グランドスラムとは

GRADE5(グランデ5)とは5大SG「クラシック・オールスター・メモリアル・ダービー・グランプリ」の称号。

※現在SGは9つありますが「グランドチャンピオン・オーシャン・チャレンジカップ・グランプリシリーズ」はグランデ5からは除外。

5つ全てを制覇したグランドスラマーには3億円相当のインゴットが贈呈されます。

 

2024年現在、偉業達成に近いのは石野貴之選手・毒島誠選手・峰竜太選手。
残り2つを制すれば初のグランデ5の称号を獲得できます。

【グランデ5】3冠選手
SG 石野貴之 毒島誠 峰竜太
クラシック
オールスター
メモリアル
ダービー
グランプリ

 

現在2冠で残り3つの選手も8名存在します。

【グランデ5】2冠選手
選手 クラシック オールスター メモリアル ダービー グランプリ
原田幸哉
瓜生正義
吉川元浩
白井英治
菊地孝平
馬場貴也
平本真之
桐生順平

 

 2013年以前はノーカウント

「グランデ5」は創設された2013年以前のSG制覇はカウントされていません。
2013年以前を含めれば現役選手では池田浩二選手が達成済み。

ただし、グランプリシリーズを除く「8つのSG」を制覇した選手には「グランドスラム」の称号が与えられます。

グランドスラムとは

SG全冠制覇のこと。
当時の全冠達成者が出る度に新SGが設立されてきた歴史があります。

 

1998年に「チャレンジカップ」が設立されてからは現在まで達成者はいません。

 

現在グランドスラム(8冠)に近いのは残り2つの「瓜生正義選手・池田浩二選手・石野貴之選手」
中でも池田浩二選手は除外されている「グランプリシリーズ」も取っているのでSG完全制覇に一番近い選手となっています。

SG優勝回数上位選手
SG 野中和夫 松井繁 瓜生正義 石野貴之 池田浩二 今垣光太郎 毒島誠
SG優勝回数 17 12 11 11 10 9 8
クラシック
オールスター
グラチャン
オーシャン
メモリアル
ダービー
チャレンジ
グランプリ