【競艇】ルーキー戦攻略!特徴・傾向まとめ【新人選手のポイント】

【競艇】ルーキー戦攻略・新人選手狙いのポイント

ルーキー戦の特徴・傾向

「先物買い」の魅力がある新人選手が戦うルーキー戦。

ボートレースのルーキー(ヤング)の定義は「デビュー6年以内または30歳未満」であり、対象レースは3つです。

ルーキー(ヤング)戦
  • ルーキーシリーズ
  • イースタン・ウェスタンヤング
  • ヤングダービー 

 

理想的な買い時はオッズと実力が見合っていなく、過小評価されている時。
特定選手を追う買い方はオッズ妙味があるレースを見つけやすくオススメです。

この記事ではルーキー戦の特徴や、新人選手を狙う際のポイントなどをまとめています。

 

ルーキーシリーズの特徴

「JLCレジャーチャンネル」で毎節配信

 

 年間23〜25戦開催

 優勝者はイースタン・ウエスタンヤング優先出場

基本的には24場で年1回ずつ開催。
優勝者は東西のヤング王者を決める「イースタン・ウエスタンヤング」優先出場権利が与えられます。

 

 

 出場資格は「登録6年未満」

ヤングダービーは「30歳未満」が条件ですが、ルーキーシリーズは「デビュー6年以内」

他業種からの転向などでデビュー年齢が高かった選手はヤングダービーには出場できませんが、ルーキーシリーズには出場できます。
(養成所の応募資格は30歳未満)

また、女子選手はヴィーナスシリーズなどの女子戦に出走するため、ルーキーシリーズは男子のみとなっています。

 

 

 オーバーエイジ枠

デビュー6年以上の選手でも30歳未満ならば出場対象となります。
(A1・A2級かつ原則6名以内が条件・SG優勝戦出場経験者は除外)

2017年度からレースの活性化を目的に導入され、優勝者の50%以上がオーバーエイジ枠の選手。
選手の実力差が大きい要因となっています。

 

 

 ルーキーシリーズの成績・決まり手

「ルーキー」のイメージに反してインが強いのが特徴です。

弱いのは2コース。
2まくりが多い影響もありますが、若手選手は特に巧拙が分かれる傾向があり、1・2着率は全国平均以下となっています。

2・4コースからの差しを苦手とする新人選手は多いので、着順傾向は確認しておきたいですね。

ルーキーシリーズ成績
コース 1着率 2着率 3着率
56.1 16.3 8.5
14.2 25.0 18.6
11.7 21.9 21.5
11.0 18.4 20.4
6.2 12.5 17.8
1.7 6.6 13.8

 

 

決まり手はルーキーらしく「まくり」が多いのが特徴。
スリットが不揃いになりやすいことや、握る選手が多いことが要因です。

握って仕掛けていくことが多い「3コースまくり率」が意外と低いのは、2まくりが多いことや、ルーキー戦のインが旋回半径が大きい影響も。
オーバー気味のターンで1・3が競り合うのもルーキー戦ではよく見ますね。

4コースまくりはダッシュの利もあるのでスタート一気の展開になることが多く、偶数コースのまくりはポイント。

また、道中戦も技量差があり「抜き」も多くなっています。

ルーキーシリーズ決まり手
コース 逃げ 捲り 差し 捲り差し 抜き
94.3 5.4
31.3 55.7 10.5
38.3 14.1 33.5 12.5
47.0 19.5 24.0 8.0
20.3 8.9 51.5 14.3
27.6 14.6 39.0 13.8

 

 

イン逃げ時の傾向

「イン逃げ時の2着率」でも2・3コースが低め。
4コースが高く、セオリー通りの「差し」や、まくり切れずに2着に残るパターンが多くなっています。

展開がバラけることも多いので6コースも若干高いですが、これは後述する実力差の影響があります。

コース ルーキー 全体
12 33.7 34.9
13 27.9 28.6
14 21.5 20.2
15 11.3 11.3
16 5.6 5.0

 

競艇場ごとの違い

ルーキーシリーズでも競艇場ごとに成績は大きく変わります。

 

各競艇場ごとに年1回程度しか開催がないのでデータは少ないですが、インが強い場はルーキーでも強く、まくりが決まりやすい場では更に決まりやすくなっています。

ルーキーシリーズ1着率(大村・戸田)
大村 戸田
70.1 46.2
9.3 16.0
11.0 11.5
6.5 17.1
3.4 7.3
0.9 2.5
まくり率 8.7 30.6

 

全体としてはインが強いですが、場の特徴を加味した予想が必要ですね。

 

また、江戸川や福岡といった特殊水面は「経験の差」が出やすく、当地成績や地元選手といった条件も重要になってきます。

 

 進入は乱れやすい

普段は枠なり進入を選択する選手でも、ルーキー戦では前付けに出るケースもあるので直前情報は確認必須です。

基本的にはスタート展示通りの進入となるものの、ピット離れミスも多め。
ほぼ予想できない部分ですが、展示で遅れ気味だったり、常滑のようにピット形状が独特な場では起こりやすくなっています。

コース 1 2 3 4 5 6
1枠 99.2 0.5 0.1 0.0 0.1 0.1
2枠 0.8 95.5 2.5 0.7 0.3 0.2
3枠 0.1 1.8 93.0 3.5 1.0 0.7
4枠 0.1 0.5 1.8 87.0 5.8 4.8
5枠 0.0 0.7 1.1 5.8 81.7 10.7
6枠 0.0 1.0 1.5 3.2 11.5 82.8

 

 

 ルーキーシリーズは本命傾向

Googleで「競艇 ルーキーシリーズ」と検索すると関連キーワードに「荒れる」と出てきますが、実際のデータ上は本命傾向です。

配当分布を比較すると3ケタ配当(990円以内)率がルーキーが多いことが分かります。
実力差が大きいことが要因ですが、番組構成もオールB級戦が少なめ。
A級を配置して軸を決めやすくしている影響もあると思います。

平均配当分布比較
配当 ルーキー 全体
¥990以内 21.2 18.2
¥1,000~1,990 23.1 23.6
¥2,000~2,990 12.2 12.9
¥3,000~4,990 13.3 14.0
¥5,000~9,990 13.4 14.2
¥10,000~29,990 12.0 12.4
¥30,000以上 4.7 4.9

 

 

 選手の実力差が大きい

「インが強く、堅い決着が多い」ルーキーシリーズの特徴ですが、これは選手の実力差が大きいため。

A1級選手の三連対率は全国平均以上。
出場選手の節間勝率も極端になりやすく、予想する上で軸となる選手を決めるのは比較的簡単です。

ルーキーシリーズA1級の三連対率
コース 三連対率
93.4
75.6
73.7
70.0
59.1
48.7
級別イン1着率
1着率
A1 74.2
A2 65.1
B1 41.2
B2 22.5

 

当てるだけなら勝率上位選手を軸に流せば良いですが、本命以外を狙う場合や「長期的に勝つ」ために点数を絞る場合はルーキー戦は難しいことも多いです。

 

大きな要因の一つはスタート。
全体の平均STは僅かに早いものの、分散(ムラ)が大きく、ドカ遅れやその節のスタート順に関係なく突如早いスタートを行く選手も。
フライング発生率もやや高くなっていて、より不安定な部分があります。

 

また、1マークまでの展開も、スタートで遅れたのにいきなり握ってきたり、スリット先行してまくれる展開なのに差しに行ったりとセオリーと違う動きが多いのも難しい要因。
キャビって外の艇を止めるなど、予想ができない展開も多いです。

技量不足による失敗でストレスが溜まる展開も多いため、ルーキー戦はある程度は割り切って考えるのも大事ですね。

 

ただし、ルーキーゆえに不安定な部分は多いものの、データに表れていない「成長の兆しや気配」を狙えばオッズ妙味があるレースを拾えることも。
見続ける根気は必要ですが、いくつかポイントはあり新人選手の買い時は後述しています。

 

 

 人気順データ

「10番人気以内」の的中率は平均以上。

人気順的中率比較
人気 ルーキー 2021全体
番人気 11.7 10.7
番人気 9.1 8.4
番人気 6.9 6.7
番人気 5.7 5.9
番人気 5.3 4.9
番人気 4.4 4.4
番人気 4.0 3.8
番人気 3.1 3.3
番人気 3.1 3.1
10番人気 2.5 2.8
Total 55.8 54.3

 

いかに点数を絞りつつ的中率を高めるかの勝負ですね。

1〜3番人気の3点買いで的中率は約28%、回収率は77.5%。
平均合成オッズは2.81倍なので、回収率100%には的中率が約36%必要です。

人気上位を買うなら、6点程度に抑えないと的中率50%以上必要になってくるので注意したいところ。
もちろんレースによって違いますが、絞れずに流すなら2連単もアリだと思います。

 

的中率を上げるにはレース選びも重要で、例えば「1番人気オッズが10倍(1,000円)以上」のレースでは、1番人気の的中率が約1.4%まで低下。
ルーキーシリーズでこの配当が多いのは「インがB1級、他コースにA級」の番組で、的中率を重視するなら避けた方が無難です。

 

一方、足が劣勢でも勝率上位選手が売れているケースもあるので、合成オッズや期待値を意識して狙いたいところ。
人気艇が負ける理由を探したり、少しズラしたオッズ妙味があるレースを探す方が回収率は高くなりやすいはずです。

例えば、
1号艇:A1
2号艇:B1
3号艇:A2

この並びをルーキーシリーズ出目データで見てみると「1-3」の回収率は低く、的中率に対して売れ過ぎています。

出目 回収率 的中率
132 67.0 6.6
134 51.4 8.3
135 54.4 6.6
136 44.8 4.2
123 93.8 8.7

( 集計期間:2017年~2021年 1~3枠なり進入のみ )

もちろん条件次第ですが「分かりやすく当たりそうな買い目」はオッズに見合っているか慎重に判断しないと危険。
回収率を重視するなら的中率が下がることを許容して勝負するのも大事ですね。

合成オッズとは-競艇・ボートレース 【競艇入門】合成オッズの基本と活用方法

 

 

イースタン・ウエスタンヤング

 東西のヤング王者を決めるレース(G3)

2014年に新設されたヤングダービーの前哨戦。
イースタン(東)は桐生〜住之江競艇、ウエスタン(西)は尼崎〜大村競艇で区分されています。

 

 

 優勝者はヤングダービー出場

ヤングダービーの優先出場権が与えられます。
勝率ボーダーを下回っている選手には勝負駆けとなりますね。

2017年以降イースタンヤング歴代優勝者
選手 決まり手
2014 蒲郡 桐生 順平 差し(4コース)
2015 住之江 西村 拓也 まくり(4コース)
2016 浜名湖 平田 健之佑 逃げ
2017 桐生 片橋 幸貴 抜き(4コース)
2018 秋元 哲 まくり(4コース)
2019 びわこ 木下 翔太 まくり(2コース)
2020 桐生 木下 翔太 逃げ
2021 戸田 永井 彪也 まくり(2コース)

 

2017年以降ウエスタンヤング歴代優勝者
選手 決まり手
2014 大村 篠崎 仁志 逃げ
2015 下関 篠崎 仁志 抜き(2コース)
2016 丸亀 松崎 祐太郎 逃げ
2017 宮島 前田 将太 まくり差し(4コース)
2018 下関 仲谷 颯仁 逃げ
2019 丸亀 中村 晃朋 まくり差し(3コース)
2020 児島 大山 千広 逃げ
2021 宮島 村上 遼 逃げ

 

 

 出場資格は満30歳未満の勝率上位者

ルーキーシリーズと違い「年齢」で区切られます。
選出除外の条件はフライングペナルティや事故率、1年間(12月1日~11月30日)の出場回数が140走以下となっています。

また、女子選手にも出場資格があり例年4~8名程度が出場。
優出した選手は4名で、優勝は大山千広選手のみです。

 

 

 東西ヤングの成績・決まり手

年2節なのでデータは少ないですが、勝負駆けの影響もあるのかインが弱く荒れ傾向。

準優勝戦では3,000円以上の配当が50%を占め、本命サイド決着は少ない流れが続いています。

東西ヤング成績
コース 1着率 2着率 3着率
52.7 15.6 8.5
14.1 24.8 17.2
14.0 17.7 17.8
10.0 18.6 19.5
6.7 16.1 21.1
3.7 8.2 16.7

 

東西ヤング決まり手
コース 逃げ 捲り 差し 捲り差し 抜き
92.6 7.1
25.6 63.6 7.4
31.9 16.8 36.1 14.3
51.2 12.8 23.3 7.0
20.7 13.8 53.4 8.6
31.3 12.5 50.0 3.1

 

 

ヤングダービー

競艇(ボートレース)-ヤングダービー

ボートレース公式サイトより引用

 30歳未満のヤング王者を決めるレース(プレミアムG1)

出場資格は満30歳未満の勝率上位選手で、前年優勝者やイースタン・ウエスタンヤング優勝者が優先出場。

選出除外はフライングペナルティや事故率、1年間(12月1日~11月30日)の出場回数が140走以下などの条件が決められています。

 

 

 優勝賞金は1,100万円

ヤングダービーに優勝すると「SGボートレースクラシック」の出場権利が与えられます。
(クラシック:SG~G2レースの優勝者)

レースグレードがプレミアムG1のため、優勝賞金も1,100万円と高額。

近年のグランプリシリーズ賞金ボーダーは3,900~4,000万円なので、かなり有利になりますね。
女子選手なら例年1,300万円辺りのクイーンズクライマックスシリーズがほぼ当確です。

ヤングダービーの歴代優勝者
選手 決まり手
2014 戸田 桐生 順平 恵まれ
2015 尼崎 松田 祐季 逃げ
2016 常滑 松田 大志郎 逃げ
2017 蒲郡 中田 竜太 逃げ
2018 浜名湖 関 浩哉 逃げ
2019 三国 永井 彪也 逃げ
2020 びわこ 磯部 誠 差し
2021 徳山 羽野 直也 逃げ

 

 

 ヤングダービーの成績・決まり手

全体で見るとインが強く、まくりが少ない結果
若手選手のイメージに引っ張られるのかセンターや外が比較的売れて、イン回収率はわずかに高くなっています。

また、出場できる勝率ボーダーは第1回大会が「6.36」、2021年は「5.38」と低下。
これに伴い、出場選手間の実力差も大きくなっています。

ヤングダービー場別データ
イン1着率 まくり率 差し
まくり差し率
2014 戸田 38.9 23.6 27.8
2015 尼崎 62.5 8.3 26.4
2016 常滑 64.3 9.7 20.8
2017 蒲郡 59.2 11.1 27.8
2018 浜名湖 54.2 6.9 33.3
2019 三国 64.3 6.9 22.2
2020 びわこ 57.7 5.6 29.2
2021 徳山 60.6 13.9 16.7

 

 

 

新人選手のポイント

主に5000番以降(121期・2017年11月デビュー)の新人選手を狙う際のポイントをまとめています。

 

新人選手の勝率

デビューした選手はまずB1級を目指すことになります。

級別審査条件

定率 条件 事故率 出走回数
A1 20% 2連対率30%以上・3連対率40%以上の勝率上位 0.70以下 90以上
A2 20% 2連対率30%以上・3連対率40%以上 0.70以下 70以上
B1 50% 勝率2.00以上 0.70以下 50以上
B2 10% 上記以外の選手 なし なし

 

「勝率」とは着順点の合計を出走回数で割ったもの。

競艇の勝率計算式

着順点の設定

着順 予選・準優 優勝戦
1着 10点 11点
2着 8点 9点
3着 6点 7点
4着 4点 6点
5着 2点 4点
6着 1点 3点

※SGは2点プラス、G1・G2は1点プラス

 

オール5着でB1級の勝率条件「2.00」をクリア。

そして、出走表に記載されている勝率や級は「1月1日・7月1日(節をまたぐ場合は次節から)」に更新されます。
新人選手は成長するので出走表の勝率だけで判断するのは避けたいですね。

 

 

 新人選手の勝率推移

近年は新人選手の勝率上昇率が鈍化しています。

銀河系軍団85期から10期毎に勝率を比較したのが下のグラフ。

期ごとの勝率推移

大きく違うのは「平均勝率3点」到達時期。

2012年以前デビュー(〜110期)まではほぼ3期で到達していましたが、近年は4期目までずれ込んでいます。

 

これは2012年4月の持ちペラ制度廃止やモーターの低出力化により、アウトコースが弱くなった影響が大。
新人選手のターンレベルは確実に上がっていますが、選手寿命が伸びて全体的なレベルも上がっている面もありそうですね。

昔のようにデビュー期から狙える選手はほとんどいないので、長い目で見る必要があります。

銀河系軍団

85期(1999年デビュー)の愛称。

 

全体の平均勝率もデビュー期で「3.46」と近年ではあり得ない数値。
デビュー節で準優進出した田村隆信選手を始め、現時点でSG覇者が5名、G1覇者が3名存在します。

SG優勝者
田村隆信・湯川浩司・井口佳典・丸岡正典・森高一真

G1優勝者
山本隆幸・興津藍・田口節子

 

事故率に注意

若手選手を買う時に重要なのが「事故率」

1期(半年間)の事故率が「0.70」を超えるとB2級確定。
これを避けるため、安全運転で凌ぐしかない選手(事故パン)もいます。

競艇の事故率とは

魔の8項

事故率が「1.00」を超えると、半年間のあっせん保留(休み)となります。

 

過去にはデビュー期でF3を切った小芦るり華選手や、デビュー2期目の安河内将選手が抵触。

事故率や勝率の規定についてはこちらの記事でも解説しています。

競艇選手(ボートレーサー)の引退条件・引退後などまとめ 【競艇】選手の引退についてまとめ【ボートレーサー】

 

事故点は「スタート事故(F・L)」や「選手責任の失格・欠場(転覆・落水など)」に定められています。
点数以外にも「Fを切った場ではしばらく練習禁止」などのローカルルールもあるようです。

事故点一覧

内容 事故点
優勝戦でのFL 30点
優勝戦以外のFL 20点
妨害失格 15点
選手責任の失格・欠場 10点
選手責任外の失格・欠場 0点
不良航法・待機行動違反 2点

※節間の予選得点とは別
 (不良航法:-10点など)

 

Fや転覆は攻めた結果ではあるものの、事故点は重くのしかかり成長スピードにブレーキが掛かります。

特に注意が必要なのは出走回数が少ないB級選手。
あっせん日数の目安はB1は月に2節、B2は1節程度となっていて、B1級なら1期(半年)で100走程度。

事故率が高い選手はほぼフライングが原因であり、ペナルティ休み(1本目30日、2本目60日)があるので出走回数は更に少なくなります。

 

例えば出走回数が60走だとすると、
フライング1本:20点
選手責任の失格(転覆)2回:20点
合計40点となり事故率は「0.66」

あと1本フライングか転覆すれば事故率オーバーとなるため、攻めるレースは出来ないのが当然ですね。
A級選手やベテラン選手はF1の影響はそこまで大きくはないですが、若手選手を買うときには重要な要素です。

また、ルーキー戦はキャビって妨害や、振り込んで転覆なども多く、Fのように出走表だけでは事故率が分かりません。
事故率は競艇日和さんで確認するのが便利です。

 

 事故点がリセットされるのは5月・11月

前期・後期の級別審査期間が切り替わると、事故点もリセット。
出走表の「F」表記も0になるため、フライング休みを消化していない「隠れF」も発生します。

競艇の隠れフライング・事故率とは-徹底解説 【競艇入門】隠れF・事故点について | 級別審査期間のポイント

隠れFに注意が必要なのは「5月・11月」事故率に注意が必要なのは期末となる「4月・10月」と覚えておきたいですね。

 

 

初1着水神祭狙い

2020年11月デビューの127期(29名)を見てみると「24名」が初勝利の水神祭を挙げています。
(2022年3月末時点)

 

基本的にはどの期も「まくり」が多く、オールB級戦では初1着でも低配当傾向です。

127期-初勝利水神祭
選手 出走回数 コース 決まり手 出目 配当
田中 勇輔 187走目 4 まくり 452 ¥15,920
松本 怜 166走目 4 まくり差し 463 ¥26,670
坂本 雄紀 140走目 6 まくり 514 ¥30,210
丸山 祐也 155走目 6 恵まれ 625 ¥32,080
佐藤 ほのか 148走目 6 まくり 635 ¥13,230
村松 栄太 108走目 6 まくり 562 ¥335,040
内山 七海 168走目 5 まくり 524 ¥36,820
坂野 さくら 112走目 5 まくり差し 564 ¥115,120
市川 健太 151走目 5 まくり差し 543 ¥23,050
宮脇 遼太 214走目 5 まくり差し 542 ¥115,520
笠間 憲哉 134走目 5 差し 561 ¥87,300
藤森 陸斗 154走目 6 まくり 413 ¥47,480
登玉 隼百 33走目 6 まくり差し 612 ¥103,420
清水 愛海 154走目 4 まくり 451 ¥20,520
小林 愛実 209走目 4 まくり差し 463 ¥27,720
仲道 大輔 58走目 6 差し 645 ¥295,620
小川 竜太郎 16走目 6 差し 615 ¥103,020
池田 なな 94走目 6 まくり 514 ¥87,230
堀本 翔太 69走目 6 まくり差し 631 ¥88,650
清水 未唯 193走目 5 まくり 612 ¥134,960
田村 慶 105走目 4 まくり 461 ¥5,490
谷口 佳蓮 137走目 4 まくり 425 ¥113,130
川井 萌 75走目 6 まくり 512 ¥42,360
島崎 丈一朗 161走目 5 まくり差し 514 ¥75,760

 

 

新人のB2級は半年(1期)平均60走程度で、デビュー期に1着を取れる選手は少数。

近年だと124期(高憧四季・末永和也など)はデビュー期に25名中10名が水神祭を挙げましたが、基本的には1年程度必要です。
※選手によってかなり差があるので、中央値(データを大きい順に並べた時の中央の値)で比較

初勝利までの出走回数
中央値
121期 144走目
122期 156走目
123期 166走目
124期 70走目
125期 128走目
126期 140走目

 

 

デビューから初勝利まで「1着固定の全流し(20点)」で買っていても回収率100%を超える選手はどの期でも数名は存在します。
(127期だと村松栄太・登玉隼百・仲道大輔・小川竜太郎の4選手)

ただ、闇雲に狙うのはリスキー過ぎるので、初2・3着が取れた辺りから注目するのがオススメ。

初舟券絡みが1着は稀で、多くの選手は2・3着を複数回取ったあと。
この条件ならアタマ固定で買っても回収率100%を超える選手が増えます。

※初2・3着は1着を取るまでのカウント

選手 初1着 初2着 初3着
田中 勇輔 187走目 14走目 22走目
松本 怜 166走目 109走目 124走目
坂本 雄紀 140走目 63走目 1走目
山下 奈緒 未勝利 99走目
丸山 祐也 155走目
佐藤 ほのか 148走目 146走目 46走目
村松 栄太 108走目 102走目 13走目
内山 七海 168走目 131走目 110走目
坂野 さくら 112走目 38走目
市川 健太 151走目 119走目 40走目
宮脇 遼太 214走目 64走目 99走目
笠間 憲哉 134走目 46走目 14走目
藤森 陸斗 154走目 56走目 66走目
登玉 隼百 33走目 17走目
松尾 怜実 未勝利 121走目 156走目
清水 愛海 154走目 40走目 10走目
森田 梨湖 未勝利
小林 愛実 209走目 25走目
仲道 大輔 58走目 29走目 37走目
小川 竜太郎 16走目 3走目
池田 なな 94走目 21走目 22走目
堀本 翔太 69走目 31走目 28走目
佐藤 太亮 未勝利 100走目 126走目
清水 未唯 193走目 84走目 65走目
田村 慶 105走目 6走目 11走目
谷口 佳蓮 137走目 69走目 14走目
川井 萌 75走目 62走目 72走目
島崎 丈一朗 161走目 131走目 116走目

 

もちろん、機械的に「2・3着を何回取ったからアタマで狙える」ものでは無くレース内容次第。
相手や展開に恵まれたケースや、たまたま良いモーターを引いたなどの可能性など、ある程度は追い続けて見る必要はありますね。

 

個人的には「清水愛海選手(初2着:40走目・初3着:10走目)」を狙っていましたが、初1着は154走目。
2着を4回、3着を14回取った後であり、不思議と1着が遠いパターンも。

初1着後は現時点(2022年3月末)までで1着10本とハイペースで、1着固定の20点買いでも高回収率となっています。

コース 回収率
284.3
212.7
61.3
172.4
0.0

 

また、良いモーターを引いた新人選手が狙える時も。
126期の濱野斗馬選手(5136)がそれまで1勝だったところ、菊池孝平選手が仕上げたモーターを引き、節間オールまくりで5勝(平均配当7,354円)

その後も順調に勝率を取っているので選手の実力もありますが、新人というだけで軽視されているなら狙い目ですね。
ただ、乗りこなせない選手や転覆してモーターを壊すことを恐れて消極的なレースする選手もいるので、ここは選手のタイプ次第かもしれません。

 

 

 

新人選手は外枠

「デビュー1年未満のB2級」は外枠(4〜6枠)に組まれ、基本的に6コース進入。
B1級かつ選手登録から1年経過すると個人で枠番希望ができます。

※以前は「デビュー3年未満のB2」が定義でしたが、2017年に番組編成の方針が変更

オールコースに入る時期は「師匠の許可を貰えるまで」や「A級昇格まで」など選手によって違いますが、近年は全体的に早まっています。

 

 内寄りコース最初の10走

2年程度で大半の選手がオールコースを解禁しますが、狙い方は難しく、特にインは買いづらいことも多いです。

例として、2019年デビューの124期の初出走から10走を調べてみました。

124期-インコース最初の10走
選手 1コース
1着率 2・3着率
中島 航 30% 30%
野見山 拓己 20% 10%
吉田 杏美 0% 10%
上原 健次郎 30% 50%
大澤 誠也 30% 40%
中島 秀治 40% 10%
石原 光 10% 20%
滝沢 崚 10% 20%
山川 波乙 30% 30%
大石 真央 20% 30%
篠原 飛翔 10% 30%
一色 凌雅 10% 40%
柳瀬 幹太 30% 20%
末永 和也 80% 0%
中村 栄治 60% 10%
本村 大 50% 10%
佐藤 航 10% 20%
高憧 四季 40% 30%
前田 翔 20% 40%
生方 靖亜 10% 20%
為本 智也 30% 30%
篠原 晟弥 40% 10%
浦野 海 10% 40%
生田 波美音 40% 20%

 

もちろん、実力や相手次第ですが、1着率50%を越える選手は少数。
逃げ成功時の平均配当は5,023円、中央値は2,565円とそこまで高くはありません。

決まった位置から起こせるダッシュとの違いや、出足・行き足が重要な調整面などの影響からSTも不安定。
選手インタビューでも「イン戦(スロー)の慣れ」はよく言及されていて、現在A級の選手でも最初は20%台の選手も多いです。

最優秀新人賞選手-インコース最初の10走
選手 1着率
2018 大山千広 40%
2019 宮之原輝紀 70%
2020 前田篤哉 10%
2021 畑田汰一 20%

 

2・3コースも同様で、コース入り始めはシビアに狙いたいところ。
特に巧拙が分かれやすい2コースは注意。

養成所時代の2・3コース成績を手掛かりにすることも試したことありますが、あまり結果は芳しくないので参考程度でいいと思います。

124期-2・3コース最初の10走
選手 2コース 3コース
1着率 2・3着率 1着率 2・3着率
中島 航 0% 50% 20% 30%
野見山 拓己 0% 30% 0% 20%
吉田 杏美 0% 20% 0% 0%
上原 健次郎 0% 30% 0% 50%
大澤 誠也 0% 20% 0% 10%
中島 秀治 20% 40% 0% 30%
石原 光 20% 30% 10% 10%
滝沢 崚 0% 10% 10% 0%
山川 波乙 0% 10% 0% 0%
大石 真央 0% 10% 0% 20%
篠原 飛翔 0% 40% 10% 30%
一色 凌雅 0% 10% 0% 50%
柳瀬 幹太 0% 50% 10% 10%
末永 和也 10% 60% 10% 60%
中村 栄治 0% 10% 20% 30%
本村 大 10% 0% 0% 30%
佐藤 航 0% 30% 0% 30%
高憧 四季 0% 70% 10% 20%
前田 翔 0% 30% 0% 50%
生方 靖亜 20% 30% 10% 50%
為本 智也 10% 20% 20% 0%
篠原 晟弥 0% 30% 10% 30%
浦野 海 0% 20% 0% 30%
生田 波美音 10% 20% 0% 0%

 

 

養成所の勝率はアテになる?

養成所の勝率が高かった選手は、その後の成長速度も早い傾向があります。

5000番台の選手で見ても、同期の中でA級昇格が早い選手が多いです。
「優秀訓練生制度(デビュー期にB1級と同等のあっせん日数となる)」もあるので、出走回数の差も影響していますね。

養成所勝率
登録番号 選手名 勝率 A級昇格
5017 澤田 尚也 6.76 8期目
5028 原田 才一郎 7.03 8期目
5042 畑田 汰一 6.42 6期目
5084 末永 和也 6.42 6期目
5087 佐藤 航 6.32 6期目

 

ただし、デビューしてから実戦で力を付ける選手も多数。
長田頼宗選手や下条雄太郎選手も養成所勝率は5点以下です。

養成所勝率
登録番号 選手名 勝率 A級昇格
5015 高橋 竜矢 4.53 6期目
5043 中村 日向 4.53 7期目

 

女子選手は特にその傾向が強く、養成所の勝率はそこまで関係ありません。

養成所は混合戦ですが、デビュー後は女子戦を多く走る影響もありそうですね。

養成所勝率(女子A1経験者)
登録番号 選手名 勝率 A級昇格
4347 魚谷香織 4.21 8期目
4372 原田佑実 4.33 16期目
4387 平山智加 6.42 5期目
4399 松本晶恵 3.93 7期目
4433 川野芽唯 3.93 15期目
4450 平高奈菜 4.80 7期目
4456 鎌倉涼 5.36 5期目
4464 山下友貴 6.26 8期目
4478 櫻本あゆみ 5.10 12期目
4482 守屋美穂 6.76 7期目
4501 樋口由加里 4.29 10期目
4502 遠藤エミ 3.92 10期目
4530 小野生奈 3.41 11期目
4546 浜田亜理沙 4.71 7期目
4556 竹井奈美 4.99 8期目
4589 塩崎桐加 4.36 10期目
4590 渡邉優美 6.11 13期目
4611 今井美亜 5.18 8期目
4642 松尾夏海 5.06 20期目
4773 中川 りな 3.99 16期目
4804 高田ひかる 3.50 11期目
4823 中村桃佳 5.28 6期目
4825 倉持莉々 6.08 9期目
4885 大山千広 6.83 6期目
4900 中田夕貴 4.84 12期目
4961 西橋奈未 5.38 8期目
4963 實森美祐 6.13 11期目

 

 

また、養成所(やまと)チャンプが注目されがちですが、シンプルに養成所勝率が優秀な選手をチェックするのがオススメです。

※G1以上制覇選手は赤文字

やまとチャンプ
登録番号 選手名 A級昇格
88 4105 松下直也 11期目
89 4126 吉本玲緒 15期目
90 4174 赤坂俊輔 6期目
91 4186 小川時光
92 4242 古野智丈
93 4247 齊藤優 8期目
94 4294 古賀繁輝 3期目
95 4311 岡村仁 9期目
96 4344 新田雄史 3期目
97 4357 田中和也 10期目
98 4384 鶴本崇文 6期目
99 4421 森作広大
100 4448 青木玄太 6期目
101 4477 篠崎仁志 5期目
102 4505 島田賢人 10期目
103 4522 古澤光紀 11期目
104 4553 坪口竜也 10期目
105 4572 渡部悟 14期目
106 4604 岩瀬裕亮 4期目
107 4620 佐藤裕紀
109 4684 楠原翔太 19期目
110 4714 喜多須杏奈 17期目
111 4734 安河内将 9期目
112 4769 馬場剛 8期目
113 4802 中田達也 9期目
114 4808 松尾拓 3期目
115 4850 野中一平 8期目
116 4861 田中宏樹
117 4907 小池修平 10期目
118 4933 板橋侑我 6期目
119 4948 木場悠介
120 4977 馬野耀
養成所チャンプ
登録番号 選手名 A級昇格
121期 5017 澤田尚也 8期目
122期 5028 原田才一郎 8期目
123期 5058 前原大道
124期 5084 末永和也 6期目
125期 5121 定松勇樹 4期目
126期 5142 常住蓮
127期 5163 清水愛海
128期 5191 飛田江己
129期 5224 西岡顕心

 

養成所の勝率やチャンプ情報はボートレースファン手帳で確認できます。

 

養成所の変化

122期から養成所の学費などが「無償化」
(これまでは月額10万×12ヶ月=120万円)

 

以前から成績や適性などで養成所を強制退所となる制度はありましたが、122期以降は多く採って足切りしていく傾向が強くなっています。

合格 修了
120期 35 27
121期 34 25
122期 50 26
123期 52 24
124期 52 25

 

これにより養成所勝率も全体的にやや上昇。
ただ、実戦では今のところ勝率差はほぼありません。

 

 

フレッシュルーキー

有望選手を探すなら「フレッシュルーキー」に選ばれた選手に注目するのもオススメです。

すでにバレているケースもありますが、地元水面に多くあっせんされるため、勝率が上昇しやすい傾向にあります。

【競艇・ボートレース】スター候補選手(フレッシュルーキー・トップルーキー) 【競艇】歴代スター候補選手まとめ

 

 

新人選手狙いまとめ

1着が増加してきてデータにはっきりと表れるとオッズ妙味が少なくなってくるので、過小評価されている時に狙うのが理想ですね。

 

選手を追い続けていれば見つかる可能性も高いですが、前述した初2・3着を取った頃から追うにしてもかなり根気は必要です。

毒島誠選手が若手時代のインタビューで「今は極端に言えば毎節ターンのやり方を変えています。その節に応じたターンというのを試行錯誤しながらやっているという感じですね」と話していて、1~2節程度でその選手を判断するのも尚早。
個人的には先マイする気迫や追い上げを諦めないなど、メンタル面も重視して見ています。

少ないデータで予想するしかないので不確実が高い部分もありますが、回収率を重視するなら追う価値はあると思います。

 

最後に直近半年間で回収率や勝率が目立つ選手を期ごとに紹介します。

回収率は1着固定流し(20点買い)で計算しているため、1艇切ることが出来れば更に上がります。
一発の大万舟が回収率を跳ね上げている面もありますが、オッズ妙味があるレースも多数。
128期以降については別記事で紹介予定です。

坂本雄紀(5150)

4コースまくり・5コースまくり差しで高配当提供。

コース 回収率 1着回数/出走回数
4 194% 4 / 18
5 264% 4 / 22

 

清水愛海(5163)

2022年から2・3コース進入。
5・6着が減り、舟券絡みも増加中。

コース 回収率 1着回数/出走回数
2 284% 1 / 2
3 213% 3 / 10
4 99% 3 / 24
5 167% 4 / 30
6 0% 0 / 59

 

谷口佳蓮(5173)

2021年後半からオールコース解禁。
B2級ということもありイン逃げからの回収率も高めでしたが、2022年後期からB1昇格。

 

また、4・5コースからのまくりで十万舟を2本出しているので選手回収率も高め。

コース 1着率 2着率 3着率
33.3 33.3 22.2
7.7 7.7 7.7
6.7 13.3 0.0
8.3 0.0 8.3
5.0 5.0 5.0
0.0 0.0 4.8

 

川井萌(5174)

1着時は確実に「まくり」と握って攻めるタイプ。

 

2021年11月から3コースに進入解禁。
握れるコースのため、好成績を残しています(1着回収率:237%)

コース 1着率 2着率 3着率
13.3 13.3 20.0
6.3 6.3 12.5
5.9 5.9 5.9
0.0 3.1 3.1
山下大輝(5126)

2コースで高配当提供。

コース 回収率 1着回数/出走回数
2 233% 4 / 22

 

 

養成所勝率も6.75と高く、B1あっせんでデビュー。
オールコース解禁で勝率を上げています。

コース 1着率 2着率 3着率
38.5 23.1 0.0
18.2 4.5 13.6
0.0 18.8 6.3
0.0 16.7 0.0
3.2 3.2 16.1
0.0 2.9 8.8

 

山口真喜子(5129)

5コース差し・6コースまくり差しで十万舟となり回収率が跳ね上がっています。

 

現状は5・6着率が50%近くあるものの、舟券絡みも増加中。

コース 回収率 1着回数/出走回数
4 113% 2 / 20
5 222% 1 / 35
6 150% 1 / 44

 

濱野斗馬(5136)

丸亀フレッシュルーキー。
オールコースで三連対率が上昇中。

コース 1着率 2着率 3着率
50.0 12.5 25.0
12.5 12.5 25.0
10.0 50.0 10.0
8.3 8.3 16.7
6.3 6.3 18.8
7.7 0.0 23.1

 

大場恒季(5139)

養成所勝率7.41と高く、オールコースで勝率上昇中。
2まくりで十万舟提供。

コース 1着率 2着率 3着率
45.5 9.1 18.2
9.1 9.1 9.1
0.0 20.0 26.7
4.2 8.3 25.0
5.0 10.0 15.0
3.8 3.8 11.5

 

大澤風葵(5141)

父は大澤普司選手で、養成所勝率も7.00とトップクラス。

現状は2・3着率が高く、126期の中でも勝率上位。

コース 1着率 2着率 3着率
45.5 18.2 18.2
7.1 21.4 21.4
5.9 5.9 29.4
0.0 11.8 41.2
0.0 0.0 27.3
0.0 9.1 9.1

 

常住蓮(5142)

養成所チャンプで、師匠は山田康二選手。
2022年2月にはG1九州地区選手権に初出場と126期の出世頭。

 

オッズ妙味という点ではもうバレていますが、まくり差しを打てるので条件次第では狙い目。

コース 1着率 2着率 3着率
36.4 9.1 18.2
15.4 46.2 7.7
17.6 23.5 35.3
12.0 20.0 28.0
10.3 13.8 20.7
0.0 0.0 31.6
原田雄次(5102)

父は原田富士男選手、兄は原田才一郎選手。

 

養成所勝率は6.44と上位で、直近半年は3コースから1着を量産。
まくりだけでなく、差し・まくり差しも決まっています。

コース 1着率 2着率 3着率
36.4 18.2 18.2
5.0 20.0 15.0
23.1 11.5 11.5
0.0 5.3 5.3
7.1 14.3 3.6
0.0 4.2 16.7

 

川崎智稔(5109)

ダッシュからの5・6着が減り、中間着が増加中。

コース 1着率 2着率 3着率
22.2 33.3 22.2
5.9 35.3 5.9
6.7 20.0 33.3
0.0 14.3 42.9
0.0 7.1 28.6
0.0 4.8 9.5

 

砂長知輝(5112)

5期目で勝率5点を超え、A2級昇格間近。

1着率も高く、5・6コースからの3着付けの回収率が優秀。

コース 1着率 2着率 3着率
57.9 5.3 15.8
37.5 29.2 12.5
10.0 5.0 20.0
22.2 22.2 5.6
8.7 17.4 26.1
0.0 5.3 31.6

 

香川颯太(5115)

母は香川素子選手で、養成所勝率は6.52。

 

デビュー期にF2となった影響もありましたが、期ごとに勝率は上昇中。

コース 1着率 2着率 3着率
0.0 0.0 25.0
7.1 7.1 28.6
15.4 0.0 15.4
7.1 21.4 7.1
0.0 5.9 11.8
7.1 7.1 0.0

 

定松勇樹(5121)

養成所チャンプで、師匠は峰竜太選手。
2021年後期に初A2級昇格。

 

実力は125期トップクラスで、回収率的には外コースに妙味。

コース 1着率 2着率 3着率
35.7 35.7 14.3
25.0 25.0 25.0
10.0 25.0 10.0
10.0 10.0 50.0
21.7 17.4 13.0
0.0 35.3 5.9
中島秀治(5075)

養成所勝率6.38と高く、2022年のびわこフレッシュルーキー。

 

6コースまくりで十万舟提供や、2コース差しでの1着率が優秀な数値。

コース 回収率 1着回数/出走回数
2 164% 4 / 14
6 656% 3 / 19
コース 1着率 2着率 3着率
31.3 18.8 12.5
28.6 28.6 7.1
11.1 22.2 27.8
0.0 12.5 31.3
0.0 33.3 20.0
15.8 10.5 26.3

 

末永和也(5084)

養成所チャンプで、師匠は上野真之介選手。
2022年前期にA2昇格。

 

オッズ妙味という点ではもうバレていますが、まくり差しが狙い目。

コース 1着率 2着率 3着率
55.6 16.7 5.6
15.0 10.0 50.0
20.0 10.0 25.0
10.5 31.6 26.3
14.3 23.8 28.6
5.9 5.9 29.4

 

佐藤航(5087)

戸田フレッシュルーキーで、2022年前期にA2昇格。

3・5コースの成績・1着回収率が優秀。

コース 回収率 1着回数/出走回数
3 246% 7 / 20
5 174% 5 / 24
コース 1着率 2着率 3着率
54.2 20.8 12.5
10.0 15.0 15.0
35.0 10.0 0.0
0.0 35.0 25.0
20.8 12.5 37.5
5.9 5.9 23.5

 

高憧四季(5088)

住之江フレッシュルーキー。

確実に強くなる選手ですが、直近半年では意外と3〜5コースの回収率が100%オーバー。

コース 回収率 1着回数/出走回数
1 73% 9 / 18
2 44% 5 / 24
3 102% 4 /23
4 111% 6 / 20
5 182% 3 / 26
コース 1着率 2着率 3着率
50.0 11.1 11.1
20.8 16.7 25.0
17.4 17.4 4.3
30.0 5.0 25.0
11.5 15.4 11.5
0.0 13.3 0.0

 

前田翔(5089)

前田三兄弟(篤哉120期・滉123期)
養成所勝率は2位の6.99で、2021年後期にA2昇格。

2022後期にF2となったため、しばらくは注意。

コース 1着率 2着率 3着率
33.3 26.7 26.7
16.7 11.1 27.8
0.0 21.1 42.1
11.1 5.6 22.2
6.3 12.5 25.0
0.0 11.8 5.9

 

篠原晟弥(5092)

1着を量産し、勝率が急上昇中。
2022年後期はA級昇格となるのでオッズ妙味は減りそうですが、ST力があり決まり手も多彩。

コース 1着率 2着率 3着率
75.0 8.3 16.7
13.3 53.3 6.7
21.4 7.1 28.6
35.3 11.8 11.8
5.9 17.6 23.5
15.8 10.5 26.3

 

生田波美音(5094)

多摩川フレッシュルーキー。

現状はダッシュからのまくりはデビュー以来ほぼ無く、まくりは2・3コースがメイン。

4コース差しで十万舟提供など、展開が向きそうな時は一考したい選手。

コース 1着率 2着率 3着率
44.4 11.1 11.1
21.4 7.1 14.3
7.1 50.0 0.0
12.5 12.5 18.8
7.7 7.7 23.1
0.0 0.0 25.0